最高のショーを、見せてあげる。
好き度:=50点
MOVIX京都にて鑑賞。
ヘルタ―スケルターとはひっちゃかめっちゃかという意味だそうです。
沢尻エリカ嬢の話題作ということで観に行って来ました。かなりきわどいシーンもあるので、これは好き、嫌いが分かれるのではないでしょうか。映像はさすが蜷川実花さんということでヴィジアル的には綺麗だと思うんだけど、、、、、。
お話しはそこまでハマるところまでの魅力は個人的には感じられませんでした。
沢尻嬢扮するカリスマ的モデルは何と頭から足の先までという全身美容整形という設定。だから整形の後遺症によって顔にあざが出来たりして大変なのですが、あまり悲壮感はそこまで感じませんね。肉体が蝕まれるという緊迫感をもう少し出せれば良かったような気もします。
顔が美しいとそのことを武器に何でもかんでも許されるようなりりこという人物はどうも共感出来ないけど。まあその辺は沢尻エリカさんのキャラとマッチして良いのかな。
もう少し貪欲な雰囲気が醸し出されるともっと良かったかも。何だかんだといっても沢尻嬢は可愛さがあるしちょいと無理があった気もします。背伸びをしているようにも見える。
この泣き顔にはちょっと救われたなあ。可愛いと思ったわ。
さてお話は、、、、。
完璧な美貌で芸能界の頂点に君臨するトップ・モデル、りりこ。実は、彼女には絶対に知られてはならない秘密があった。彼女の美しさは、ほとんど全身に施された美容整形の賜であり、そのために免疫抑制剤の服用が欠かせなかった。だが、整形の後遺症は確実にりりこの身体を蝕んでいく。そんな中、美容クリニックをめぐる事件を追う検事の影がりりこに迫る。さらに、生まれたままの美しさでりりこの存在を脅かす後輩モデルまで出現し、次第にりりこは精神的にも追い詰められていく。
寺島さんはりりこのマネージャー美知子で登場。りりこのうっぷん晴らしのターゲットでお気の毒。
素晴らしい役者さんなんだけど、いつもの本領発揮までは行かなかったかな。う~ん何となくそんな気がしたんですけど。皆さんはどう思われますか?
あ!桃井かおりさんがりりこのモデルクラブの社長役で登場していたんですが、、、、。この多田寛子役はなかなかインパクトあったな。髪型に雰囲気がなかなか良かったわ。
それとあの窪塚洋介もりりこの恋人役で登場していたんだけど、、、、。これがぴったりハマっていてさすがでしたね。
浅田演じる大森奈朋はちょいと格好つけ過ぎで何だか嫌みがあった。
話題作ということもあって若い女性が多かったけど、中には中高年のおじさんもおられた。前に座っておられたおじさんは後半の途中で退席。。。。。くだらないと思われたのか?それとも過激な描写が嫌だったのか?いずれにしても嫌だったのでしょうね。
そうそうあの個性派新井浩文が沢鍋 錦二というオカ●のメイク担当役で出演していたのも必見!いつもの独特の雰囲気とは一味違い、ちょっと意外な発見だった。
なんて俳優さんのことばかり書きましたが、冒頭のシーン、早回しっていうかスピード感のある映像はとても面白く。監督さんの演出の凄さはなかなかお洒落だったと思います。
何とコラボレーションだそうです!(ウィキぺディアより)
本作は実在の雑誌や企業と多数のコラボレーションを行い、これらのコラボレーション広告の撮影風景が、映画の一場面となっている。映画中に登場する、りりこやこずえが表紙を飾る雑誌はすべて実在するもので、写真は監督の蜷川自身が撮り下ろし、中でも『VOGUE girl』などは現実に発売されている。スポンサーの一つであるパルコの2012年夏セール「グランバザール」のCMには、りりこ役の沢尻とこずえ役の水原が映画のキャラクターとして出演した。
セクシーというより可愛い感じのような?
解説(allcinemaより)
岡崎京子の伝説的コミックを「パッチギ!」の沢尻エリカ主演、「さくらん」の蜷川実花監督で実写映画化。全身美容整形という秘密を抱えモデルの頂点に君臨するヒロインの際限のない欲望と転落への道のりを、過激な性愛描写と極彩色のヴィジュアルで描き出す。共演に大森南朋、寺島しのぶ、桃井かおり。
メディア | 映画 |
上映時間 | 127分 |
製作国 | 日本 |
公開情報 | 劇場公開(アスミック・エース) |
初公開年月 | 2012/07/14 |
ジャンル | ドラマ/サスペンス |
映倫 |
R15+ |
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