誰にも、言えない
MOVIX京都にて。今回はレイトにて鑑賞。大好きな浅野さんが主演ということもあって観て来ました。タイトル通り、これはヤバいラブストーリーですね。
血の繋がっていない親子がひとつ屋根の下に住むということはもちろん何かしら起こるものだと思っていたら、もう最初からお互いに求めあっているという状態。17歳でっせ!それにしても凄いわ。キスは自ら求めるし・・・・。いやいやこれは参ったな(笑)
このシーンでキスを求める花の姿。とても10代の女性とは思えない雰囲気
二階堂ふみ演じる花は10歳の時、地震の津波による被害で孤児となり、遠縁にあたる淳悟(浅野忠信)に引き取られることに・・・・。この時から何となくこうなるような気はしていたけどやはりそうでした。
淳悟もこんなまだ17歳となった花をひとりの女性として見てしまうんですね。このあたりはどうも理解できないなあと思ったりも。でも男性心理としては若い子の魅力に引き込まれるのか?色々複雑な思いで鑑賞しました。
実は淳悟には別の女性小町という彼女がいたんですよ。でもなぜか花に惹かれていくんですね。
花はわかっていて小町に挑戦的な態度。自信いっぱいの花の態度にたじたじの小町。う~ん腹立つよね。
結局、小町は振られてしまい・・・。東京へ逃げるように旅立ってしまうのであります。花と淳悟の禁断の恋はどんどんエスカレートして行くようです。
しかしこの恋を邪魔する人が・・・・。小町の父で町の有力者?藤竜也演じる大塩 禁断の恋を危惧して花に親戚へ行くようにとアドバイス。これが事件の発端となるのだ。
ネタバレになるのでこれ以上は言いません。
結局花と淳悟もこの事件がきっかけでやはり東京へ逃げるように行くことに。前半はそんな感じですが。東京編から何か前衛的なシーンが多くなって今一つ分かりにくくなり・・・・。
生計を立てるためタクシーの運転手になる淳悟の姿に東京の学校に通う花の姿。ここまでは理解できるんだけど。
淳悟が殺人事件を犯したり、花がOLになったりとなんだかどこでどうつながるのかが分かりにくくなって・・・・・。
高良健吾演じる花の同僚が絡んだりとわけがわからなくなってきます。なんじゃこりゃ?!
あらすじ(allcinemaより)
奥尻島を襲った津波で家族を失い、10歳で孤児となった少女、花。そんな彼女を、遠縁だという男、淳悟が引き取ることに。ふたりは雪と流氷に閉ざされた北海道紋別の田舎町でひっそりと暮らしていた。6年後、町の有力者で好々爺の大塩がふたりを別れさせようと花を説得する。ところがその時、思いも寄らぬ事件が起こり、淳悟と花は逃げるように紋別を後にする。東京に出てきても、小さなアパートで身を寄せ合うようにふたりだけの生活を続ける花と淳悟だったが…。
できれば後半もう少しまとまりが欲しかったな。それとちょっと長すぎな感じも・・・・。
解説(allcinemaより)
タブーを恐れず禁断のテーマに果敢に挑み、みごと第138回直木賞に輝いた桜庭一樹の同名ベストセラーを、「海炭市叙景」「夏の終り」の熊切和嘉監督が、「母べえ」の浅野忠信と「ヒミズ」の二階堂ふみを主演に迎えて映画化。10歳で孤児となった少女と、彼女を引き取った遠縁の男、孤独なふたりが北の大地で寄り添うように暮らし、家族という名のふたりだけの濃密な世界を築いていくさまと、そんなふたりを待ち受ける悲愴な運命を描く。共演に藤竜也、高良健吾、モロ師岡、河井青葉。
メディア | 映画 |
上映時間 | 129分 |
製作国 | 日本 |
公開情報 | 劇場公開(日活) |
初公開年月 | 2014/06/14 |
ジャンル | ドラマ/ロマンス/犯罪 |
映倫 |
R15+ |
オフィシャル・サイト
http://watashi-no-otoko.com/