銅版画制作の日々

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スポットライト 世紀のスクープ(2015)**SPOTLIGHT

2016-04-18 | 映画:シネコン

 暗闇にひときわ輝く、希望の光――

MOVIX京都にて鑑賞。アカデミー賞作品賞、脚本賞に輝いたということで観に行ってきました。正直ハードルが高いかなあ。記者やマスコミ関係の人には絶賛されていて凄く良い作品だと思います。真実を伝えたいということは確かに凄いことだと思います。キャッチコピーではありませんが、剣ではなくペンでそれを知らしめたということは素晴らしいことだと思うのです。
改めて記者のお仕事というのがどれほど大変なのかということは分かりました。でもそのお話を2時間に集約して映し出しのはやはり難しいような気もしてなりません。
本当のことをいえば「ルーム」のような作品の方が個人的には作品賞にふさわしいような気がしましたが、これだけ評価が高いという事はやはり本作の方が素晴らしいのかな?と感じます。


個人的には新編集長マーティ・バロン役のリーヴ・シュレイバーの存在が良かった。出番は少なかったのですが。

それぞれ良い味を出していますが・・・・。もちろんやはりこの人でしょうか。


ウォルター“ロビー”ロビンソン役のマイケル・キートン。個人的なことではない。問題はこのその組織だと言いはる。

社会的集団組織をとても重視していましたね。


このチームの主役的マイク・レゼンデス役マーク・ラファロも熱い記者魂がとてもあって良かった。向う見ずな面はたまにきずだけど・・・・。記者という職業より人間として良い人って感じがしましたね。
ミッチェル・ギャラベディアン弁護士を演じるスタンリー・トゥッチも目を離せない役でした。なかなか真実を暴露しないという弁護士としての責務ちうところでしょうか。マイクも彼から真実を聞き出そうと必死でした。

要所ではう~んそうやな真実をやっぱり伝えなあかんと観ている私自身も記者になったような感じで食い入るように観てしまいます。記者の仕事の大変さをほんまに圧倒されるばかりです。


紅一点の記者サーシャ・ファイファー(レイチェル・マクアダムス)は女性らしい視点で素晴らしい!!時には感情が湧きたつような取材でした。


間違いは許されませんから、徹底的に調べる。それも大変なお仕事だと改めて実感。到底私には無理やわと思いました。
この人は被害者。まさに神父に虐待されたと訴える証人。ちょっと怪しい感じもありましたが。

こうして一つ一つ振り返ってみるとやはりそれなりの作品なのかなあと思うのですが、やはり派手ではなく地味であるということが気持ちをそそらない原因なのかなとも思えますが。
少しエンタメ性をを望みすぎなのかもしれませんね。

あらすじ(allcinemaより)

 2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。

 

しかしこの神父よる虐待事件、ふたを開けてみたらその数思いのほか凄い数だと分かり、びっくり!そして現在もあるとかdでそれもびっくり!新聞に掲載されると新聞社に膨大な訴えが来るのです。いやあほんまに凄い話です。

解説(allcinemaより)

 カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、ピュリツァー賞に輝いた調査報道チームを巡る感動の実話を基に、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。出演はマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュライバー、ジョン・スラッテリー。監督は「扉をたたく人」「靴職人と魔法のミシン」のトム・マッカーシー。第88回アカデミー賞では、みごと作品賞と脚本賞の2冠に輝いた。

メディア 映画
上映時間 128分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2016/04/15
ジャンル ドラマ
映倫 G

 これ実話だというからこれまたびっくりでショックですね。

オフィシャル・サイト
http://www.spotlight-scoop.com/

 

 

 

Comment (1)
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