銅版画制作の日々

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Disney'sクリスマス・キャロル(2009)

2009-11-23 | 映画:シネコン

 未来は、まだ変えられるかもしれない…


フリ―パスポート第3弾は、ジム・キャリーが嫌われ者のスクルージ他過去・現在・未来のクリスマスの霊等、全部で7役をこなすヒューマンファンタジー「クリスマス・キャロル」です。監督は「ロジャー・ラビット」「ポーラー・エクスプレス」など、最新の映像技術を駆使して映画を作り続けるロバート・ゼメキス。何故?今「クリスマス・キャロル」なのか・・・・・。実はゼメキス監督は「クリスマスキャロル」が大好きだそうで、ずっと映画化したいと思っていたそうです。ようやくディケンズが書いた通りに映像化できる技術がそろったということで撮ったようです。字幕版での鑑賞は残念ながら、3D映像ではなかったので後日もう一度3D版で鑑賞しようと思っています。

さて物語ですが。今回はウィキぺディアより抜粋致します。

金貸し業のエベネーザ・スクルージ(ジム・キャリー)という老人は、冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴で、人間の心の暖かみや愛情などとは、まったく無縁の日々を送っている人物だった。ロンドンの下町近くに事務所を構え、薄給で書記のボブ・クラチット(ゲイリー・オールドマン)を雇用し、血も涙もない、強欲で、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも蛇蝎のごとく嫌われている。

明日はクリスマスという夜、事務所を閉めたあと自宅に戻ったスクルージは、かつての共同経営者で、7年前に亡くなったマーレイ老人(ゲイリー・オールドマン)の亡霊の訪問を受ける。


マーレイの亡霊に恐れおののくスクルージだった。

マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間がいかに悲惨な運命となるか、自分自身を例としてスクルージにさとし、スクルージが悲惨な結末を回避し、新しい人生へと生き方を変えるため、三人の精霊がこれから彼の前に出現すると伝える。

過去の精霊

炎のようにゆらめく光を放つ過去の亡霊


窓を飛び出したスクル―ジは精霊とともに過去の自分の元へ・・・・。

過去の精霊は、スクルージが忘れきっていた少年時代に彼を引き戻し、孤独のなかで、しかし夢を持っていた時代を目の当たりに見せる、また青年時代のスクルージの姿も見せ、金銭欲と物欲の塊となる以前のまだ素朴な心を持っていた、過去の姿を示す。

次に登場するのは現在のクリスマスの精霊である。現在の精霊は、スクルージをロンドンの様々な場所に導き、貧しいなか、しかし明るい家庭を築いて、ささやかな愛で結ばれたクラチットの家族の情景を示す。クラチットの末子ティムが、脚が悪く病がちで、長くは生きられないことを示す。

現在の精霊と共に世界中を飛び回って見聞を広めたスクルージは、疲れ切って眠る。そして再度目覚めると、そこには真っ黒な布に身を包み、一本の手だけを前に差し出した、不気味な第三の精霊・未来のクリスマスの精霊がスクルージを待っている。

スクルージは、評判の非常に悪い男が死んだという話を聞くが、未来のクリスマスには自分の姿がない。評判の悪い男のシーツに包まれた無惨な死体や、その男の衣服まではぎとる日雇い女。また、盗品専門に買い取りを行う古物商の老人や、その家で、盗んできた品物を売りに老人と交渉する三人の男女の浅ましい様などを見る。ここでスクルージは、その死んだ男が誰なのかを確認することはできなかった。

また、クラチットの末子ティム少年が、両親の希望も空しく世を去ったことを知る。そして草むし荒れ果てた墓場で、見捨てられた墓石の表に記されていたみずからの名をスクルージは読む。

スクルージは激しい衝撃に襲われる。しかし、夜明けと共に、彼が経験した悪夢のような未来が、まだ変えることができる可能性があることを知る。

小説のあらすじと映画の内容はほとんど同じ。ゼメキス監督は本当に忠実に描いたんですね。

ところで監督がこだわったもうひとつの事は、パフォーマンス・キャプチャーというものだそうで。これは生の俳優の演技をデジタル化して見せる技術。えぇ~そんなことが出来るんだ

凄い技術ですね。スクル―ジじいさんがジムに見えるのはこれなんですか
この技術は前作「ポーラー・エクスプレス」でやはりトム・ハンクスが5役を演じている。その時はちょっとぎこちない動きだったそうですが・・・・。

生身の俳優が演じているような不思議な映像感覚。アニメなのか?何なのか?と思わせるリアルさもあって・・・・。不思議な世界ですよね。

好みは別として、優れた映像の世界です。最後はスクル―ジじいさん、ホットな心の持ち主になり。。。。鬼のような厳しい表情は何処へ行ったのか?なんて

監督・製作・脚本: ロバート・ゼメキス

原作:チャールズ・ディケンズ

他の出演

フレッド:コリン・ファース  ベル:ロビン・ライト・ペン  

フェジウィッグ/ジョー老人:ボブ・ホスキンス  

懐かしいあのマイケル・J・フォックスも登場していた。

 A CHRISTMAS CAROL

メディア 映画
上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2009/11/14
ジャンル ファンタジー/ファミリー/ドラマ
映倫 G

 

 

 

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6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
技術の (sakurai)
2009-12-03 14:58:15
進歩って、本当に凄いですよね。
ちびすけと見に行ったのですが、ずっと「これって本物?CG?」とうるさく聞いてました。
知りすぎている物語には、入り込めませんでしたが、映像をたっぷり楽しめましたよ。
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鑑賞してきました! (mezzotint)
2009-11-27 23:05:44
書記長社労士さん
今晩は☆彡
本日、東宝シネマズ二条にて鑑賞してきました。ひょっとしたらすれ違っていたかもです。
かなりリアルな映像でした。
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ぜひぜひ! (書記長社労士)
2009-11-27 13:20:19
ぜひ3Dの方も「フリーパスポートパワー」で見に行ってください。
まったく違う映画の印象となりました。
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3D (たいむ)
2009-11-26 20:17:57
こんにちは!
映像美、良かったですよね。

私も字幕にこだわったために2Dなのだけど、気になりますよね、3Dは。
今後、どんどん増えてくるだろうから焦ることもないだろうけど、どうせなら秀作で見たいもの。

カールじいさんにしようか、アバターにしようか、吹替えになると思うので、声優で決めたいと思ってます(^^)
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お世話になります (DVD YouTube CINEMA by JIN)
2009-11-23 06:17:23
TBありがとうございました、しかし、「Disney'sクリスマス・キャロル(2009)」のTBが、「きみがぼくを見つけた日」の記事に届いていました。
誠に申し訳ありませんが、削除させて頂きます。
お手数と思われますが、再度TBを送信して頂ければ、貴ブログのTB記事も活かされると思います。
それでは、よろしくお願い致します。
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凄かったです (KLY)
2009-11-23 00:44:36
あの映像にはびっくり出した。
文句なく今まで一番の3Dでしたよ。
立体的に見えるというよりは、超高精細な映像で実際にそこにい本物があるかのような見え方。しかも計算しつくされた構成が、見事にその映像を活かしきってました。
これは劇場3Dで是非観て欲しい作品です。^^
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