してあげたいことが、たくさんあったのに。
ありがとう ごめん 愛してる
京都みなみ会館にて鑑賞。
ルー・ゲーリック病とは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)だったんですね。調べたところ、ル―・ゲリックとはアメリカ大リーグの選手だそうで、彼はこの病気を患っていたので、彼の名前を病名としたようです。
1年間に人口10万人当たり1~2人の発症率で、年齢は40~60代。女性より男性に多いそうです。
ということで、本作では、主人公ペク・ジョンウを演じるキム・ミョンミンがALSという難病を冒され、その上唯一の親族だった母も亡くなるという車いすの青年役を好演。そんなジョンウが母の葬儀で、幼馴染の葬儀屋のジスと再会、恋に落ちるという話です。
ミョンミンはこの役のため、何と20kgまで減量したそうです。そういえば、げっそりした表情でしたね。
実際のミョンミンはどんな感じなのかな?
葬儀屋のジスには「TSUNAMIーツナミー」でお馴染のハ・ジウォン
2009年10月に本国のシアター439スクリーンで公開され、17万9293人を動員した。累積観客動員数187万4988人となり、おそらく200万人を突破したものと思う。それにしても凄いですね。ラブストーリーは韓国では人気あるような、、、、。
ラストはもちろん大体予想がつきますが、それでも皆観ちゃうんですね。
あらすじ(goo映画より)ネタばれ含みます!
ある冬の日、父親が営む葬儀社で働くジス(ハ・ジウォン)は、唯一の肉親である母親を亡くした車椅子の青年ジョンウ(キム・ミョンミン)と出会う。幼なじみの2人は再会を喜び、ジスは離婚して出戻りの身であること、ジョンウは治療法の確立されていないALSという難病に冒されていることを互いに打ち明ける。他愛のない会話の後、ジョンウから交際を求められたジスは、彼の優しさに引かれ、その申し出を受ける。そしてある夜、2人は過酷なリハビリの帰りに初めて愛を交わす。一年後の冬、2人だけの結婚式を挙げるジョンウとジス。新婚旅行の予定もなかったが、この上ない幸せを感じていた。だが春になると、ジスの勧めで鍼治療院を訪れたジョンウの容態が急変。医師から“もう動けないかもしれない”と告げられたジスはショックを受ける。6人部屋に入院したジョンウを、献身的に支えるジス。だが、症状はじわじわと進行、痩せ細っていくジョンウは次第に弱音を吐き、ジスにきつい言葉を浴びせるようになる。それでも、それが看護から自分を解放しようとするジョンウの優しさだと気付いたジスは、健気に看護を続ける。息苦しさから、一時2人は距離を置くが、脳裏に浮かぶのはお互いのことだった。孤独に耐えかねたジョンウは自殺を図る。だが、それは未遂に終わり、意識を取り戻した彼が目にしたのはジスの眩しい笑顔だった。それまで以上に看護に熱意を注ぐジス。だが、ジョンウはさらに衰弱してゆく。やがて、話すこともままならなくなるが、2人の気持ちは通じ合っていた。ある夜、病室で歌うジスの姿を目にしたジョンウは、心の中で彼女への愛を呟き、大粒の涙とともに目を閉じる。“逝かないで。”ジスの願いもむなしく、安らかに息を引き取るジョンウ。数日後、柔らかな光が差し込む葬儀社の一室。穏やかなジョンウの顔を見つめるジスの目に、涙はなかった。そして、そっと最後の抱擁を交わすのだった。
幸せなときはそんなに続かなかった、、、、、。次第に病魔はジョンウの体を蝕んでいくことに。。。。
献身的な介護をするジスだが。ついに言語障害が始まる・・・・。
だんだん動けなくなることが自身で分かるだけに、辛い。そんな状態だからストレスも溜まるもんで、ジスにあたってしまうジョンウ。
いまだにこの病気を治す方法はないらしい。お話はもとより、ALSという難病に対してもっと広く知ってもらうには、この作品を観てもらう必要はあると思います。
メディア | 映画 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | 韓国 |
公開情報 | 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ) |
初公開年月 | 2011/02/05 |
ジャンル | ロマンス |
映倫 | G |
解説(allcinemaより拝借)
TV「白い巨塔」のキム・ミョンミンと「恋する神父」「TSUNAMI-ツナミ-」のハ・ジウォンが、難病で余命わずかの夫とその妻を熱演して高い評価を受けた感涙のヒューマン・ラブ・ストーリー。監督は「ユア・マイ・サンシャイン」のパク・チンピョ。
http://www.sobaniite.com/
それにしてもあの減量凄かったですね。ちとやばいんじゃないの?ってぐらいでしたよ^^;