華麗な旅人には、危険な謎がある。
MOVX京都にて鑑賞。結局のところ、フランクは誰なの?
ジョニー&アンジー、世紀の共演!公開前から何かと話題でした。それでか?平日なのに、大勢のお客さんでした。座席も目ぼしいところはすべてダメ。この2人の共演でこんなありさまです。いやあ別に2人を恨んでるわけではないですよ(笑)
お客さんの層は意外にも中高年の男女に複数の女性陣等。若い男女はちらほらですね。
そんな世紀の共演の「ツーリスト」ですが、いやあそれほど騒がれるほどの内容でもないように思います。サスペンス・ミステリーというジャンルらしいですが。そんなにハラハラ、ドキドキな展開もありません。
やはりこの2人の共演がメインでしょう。あ!イタリア・ベネチアの風景も必見です。脇を固めるポール・ベタニ―にル―ファス・シ―ウェル。ル―ファス・シ―ウェルは何か気の毒なほどチョイ役でした。もったいないなあ。
それにしてもアンジーとジョージって本当に初めてなんですね。実はこのキャスティングは最初からこうではなかったの知っていますか?
2008年9月時点では何とトム・クルーズが候補だったそうです。製作会社によって交渉されていたらしいのですが、翌2009年8月にトムは「ナイト&デイ」に出演するため、降板。サム・ワーシントンが代演することに決まったそうですが、これまた降板。その後、ジョニーへの交渉が始まり、ついに出演となったらしいです。
またアンジーが演じたエリ―スも当初はシャーリーズ・セロンだったのが、2009年10月に降板。その後アンジーが抜擢されたという経過あるんですね。
そんな流れでとうとう2人の世紀の共演が実現。ひょっとしたら、候補だったトムやサムのどちらかがOKしていたらまったく雰囲気も違ったでしょうし。
内容はともかく(失礼)2人が今後共演する可能性は少ないかもしれませんから、そういう意味では貴重な作品かも。
こんなツゥーショットは見れないでしょうね。
ストーリー
これって偶然なの?それとも初めから仕掛けられていたの?傷心の心を癒すために、イタリアに訪れたアメリカ人旅行者・フランクは列車の中で美女エリ―ズに声をかけられ、道中を共にすることになる。
実はパリのカフェで手紙を受け取ったエリーズは、指示に従いベネチア行きの列車に乗り、米国人のフランクに声をかけ親しげに振舞う。エリーズを見張る警察はフランクを捜査中の逃亡犯・ピアスと勘違いして手配、その情報がギャングに漏れフランクはギャングに追われる。
スレンダー美女にときめいたフランクは列車を降りてから、再び彼女と再会。誘われるままにホイホイとついて行ってしまう。
最高級なホテルに宿泊。甘美な一夜を過ごすことになるが、、、、。一夜明けた途端、わけのわからない男たちに追いかけられるはめに。がいつの間にか、ギャングが行方を捜している横領犯に仕立て上げられていたことを知る。何とか男たちから逃げ切ることに成功
事情が飲み込めないうちに銃を突き付けられ、地元警察に保護されたと安心したのもつかの間、手錠をかけられてギャングに引き渡されるフランク。警察も金に目がないようで、フランクは売られてしまうのだ。
危機一髪のフランクを助けるのは、エリ―ズだ。何とか逃げ切り、フランクに母国へ帰るようにと送ってくれる。
米国に帰ったはずのフランクがエリーズのもとに・・・・。
謎だらけの美女エリ―ズの正体が分かって来る。これにはちょっとびっくり?そういえば、アンジーが前回主演した「ソルト」も似たようなところがあるかな。
実は、、、、だった!やっぱりこんなオチ。
結局エリ―ズの恋人、アレキサンダー・ピアスとやらは現れず、、、、。どんな人物かも最後までわかりません。まさに謎?
ジョン・アチソン警部(ポール・ベタニ―)が張り込むがピアスとやらは現れないのだ。
ル―ファス・シ―ウェルがピアスだと思っていたら、彼は携帯のメールで指示されていたことが分かる。
この後、またびっくりするようなオチが待っています。何か無理やりにこういう展開にしたような気もしますね。
メディア | 映画 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ/フランス |
公開情報 | 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) |
初公開年月 | 2011/03/05 |
ジャンル | サスペンス/ミステリー |
映倫 | G |
解説(allcinemaより拝借)
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの豪華競演が実現したロマンティック・ミステリー。05年のフランス映画「アントニー・ジマー」をリメイク。イタリアで妖艶な美女と出逢ったアメリカ人旅行者が、謎めいた彼女に翻弄されるがまま恐ろしい陰謀へと巻き込まれていくさまをミステリアスかつユーモラスに描き出す。監督は「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
監督があの「善き人のためのソナタ」の方だとは、また驚き!あんな素晴らしい作品作ったのに、、、、。今回はこれだとは!
残念です(涙)
ジョニーもアンジーもお気の毒だと思いました。
ちなみに、アンジーの履いているパンプスはイタリアを代表するフェラガモだそうです。オードリー・ヘップバーンも愛用したメーカーです。
※本作は2005年に製作されたアントニー・ジマー(未)のリメイク版。
http://www.tourist-movie.jp/
ちょっとねー、正直近年稀に見る…(略
この共演は、二度とないかもですね。
役者さんはともかく、監督は本国戻って、また本気の作品を作って、早く汚名(?)挽回して欲しいですよ(苦笑)
うちの父はジョニーを評価してるだけに、なんでこんなのに出るんだって怒ってた観る前から(笑)
わたしはどうしようかなー
アンジー苦手だし、、、
こんにちは。
そうですよね。たまたま実現したような感じ
なので、、、。
監督さん、次回はグレイドの高い作品を
作って頂きたいものです。
前作とあまりにもギャップありすぎですものね。
こんにちは♪
アンジー、苦手だったんですね。
おっしゃるように話題性だけかも、、、。
DVDでも良いのではないでしょうか。
監督さん、前作が良かっただけに、これは
ちょっとね。是非次回作は頑張って欲しい
なあと思う次第です。
無事帰宅も出来ましたし、妻も何事もなく、家も特にぐちゃぐちゃになるということもありませんでした。(家に2匹いる猫が心配だったんです)
mezzotintさんの親類であったり、お知り合いの方は大丈夫でしたか?
ご無事で良かったです!
奥さんもネコちゃんも、、、。
永らくご無沙汰状態の友人が東京の府中に
住んでいるので、電話してみようかと思って
います。もう一人の知り合いが小平なんです。
連絡手段は電話しかないので、一度かけてみよう
と思っています。
私は『善き人のためのソナタ』は未見だけど、
評価の高い作品を撮った監督とは思えないぐらい
しょぼい出来でしたね。。。
主演のお二人はお互いのキャリアの為にも
再共演はしないほうが得策だと感じてしまいましたよ。。。
伏線はテキトウだし、展開もいい加減だし、まあ華麗なベネチアの風景とスター二人がきれいに撮られていましたが、もうちょっと話がちゃんとしてればもっと楽しめたのに。
演出も結構アバウトかな。
まあ、豪華共演映画ってこういう感じ、ありがちですね。
ポール・ベタニーの警部とか、久々のティモシー・ダルトン(先々代の007)とか脇役もいいのですが、話が弱いので、、
ちょっと残念でした。
コメント、TBのお返しが遅くなり、
すみません!「善き人のソナタ」ですが。
もう随分前なので、ちょっと記憶が薄れて
いますが。本作とは違って重厚な作品だったと
記憶しています。それだけに今回は残念でした。
なるほど再共演はしない方が良い。
う~ん、微妙ですね。もしまた今回のようなことに
なったらどうしょうもないですね(笑)