緊急事態宣言がようやく解除されました。久しぶりに映画館まで・・・。昨日は体調が良かったので、ほっとしました。今記事を書いていますが、少々不調気味ですが。困った事です。シアターにはもちろん消毒液、サーモグラフで、体調不良の方がいないか?スタッフの方がチェックされていました。今まで設置されていた椅子も撤去されており、座れません。
スターバックスはテイクアウトのみ
先週の月曜日は、人もまばらでしたが・・・。昨日はかなり多くの方が歩いておられました。皆さん、もちろんマスクしておられます。たまにノーマスクの方もおられますが。
シアターは間隔を空けての座席予約です。シアター内におられたお客さんは僅か10名ほどでした。正直これで映画館、やっていけるのか?厳しいですよね。
さて今回鑑賞したのは、「蜂蜜と遠雷」4人の若手ピアニストたちがコンクールに挑むお話。何でも映画化が難しい作品だったとか?
主演の4人は、松岡茉優さん、松坂桃李君、森崎ウィン君、そしてこの映画でデビューの新人鈴鹿央士君。
この中で紅一点の松岡茉優さんが観たかったから、観れることが出来て良かったです。今までのキャラとは一味違い、今回はピアノ一筋の20歳の栄伝亜夜役。私的には、彼女はやはり壊れたような役の方がぴったりのような気がします。「ひとよ」や「万引き家族」での茉優ちゃんが良いなあ~!全体的に静かな感じも・・・。しかしそれぞれのピアニストの演奏はかなりエキサイト。
松岡茉優ちゃん、おかっぱ頭でいつもとイメージ違った(笑)今回はピアノの天才少女という設定です。
4人の中で唯一社会人で家庭持ちの高島明石役には松坂桃李君
ブルゾンちえみさんは記者役で登場!
松岡茉優ちゃん演じる亜夜の幼馴染マサル役には森崎ウィン君。確かスピルバーグ監督作に出演して注目をあびた若手俳優さんですね。
塵役にはこの作品で初デビューの鈴鹿央士君。ピアノの弾き方が半端ない感じで、迫力満点でした。
久々に見た鹿賀丈史は著名な指揮者で登場。高貴な雰囲気がぴったりマッチ!
何かとお騒がせな斉藤由貴はコンクールの主催者メンバー。煙草をふかしやり手な感じ。
他にも豪華キャスト陣 光石研、片桐はいり、平田満など・・・。
原作者 恩田睦さん曰く、この作品が映画化されたとは驚きだったそうです。
とにかく4人のピアノのテクニックが素晴らしい!と思ったら・・・。実はプロのピア二ストがおられたことが分かりました。そのあたりも上手く映し出されていた。完全に騙されました。
上記がそのピアニストたちです。
監督さんは石川慶さん。長編デビュー作は、愚行録だそうです。
きささんはかなり高評価ですね。どちらかというと、
非常に上品なティスト作品でしたね。好みまでは
行きませんでしたが。松岡茉優さんは、万引き家族やひとよの役が良かったと思います。上品な役が合わないとは思いませんが・・・。
皆さん、本当に弾いているのかと思うくらい上手く映し出されていましたね。そういう意味で成功作だと思いました。鈴鹿央士君、インパクトありました。
昨年の邦画ベストワンかも。
その後、原作も読みました。原作者も絶賛していました。
石川慶監督の演出も素晴らしく、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィンら俳優陣もみな好演していました。
一番すごいと思ったのは本作が映画デビュー作の鈴鹿央士。
出てきたとたんに天才ピアニストだとわかります。
鈴鹿央士と松岡茉優が月明りの中で連弾するシーンは素晴らしかったです。
音楽シーンは全編とても良かったですね。
鈴鹿央士、広瀬すずの映画にエキストラで出演した事からスカウトされたんですね。