愛する人のすべてを知っていますか?
フリ―パスポート鑑賞第7弾目は邦画「ゼロの焦点」(6本目はクリスマスキャロル3D版鑑賞しました)
ヴィヨンの妻以来の邦画です。そう言えば広末さん、ヴィヨンの妻にも登場していましたね。今回は凄いです!主役ですよ。
今年で松本清張生誕100年ということだそうで今回はその記念作品としての映画化。
推理小説好き、いやそうでなくてもこの小説は誰もが知っている有名作品ですよね。
テレビドラマとしては過去5回、映画化は今回で2回目だそうです。
多分読んだはずなのですが・・・。すっかりどんなお話だったか?完全に忘れておりました(汗)
作品の概略はウィキぺディアより抜粋
『ゼロの焦点』(ぜろのしょうてん)は、松本清張の長編推理小説。1958年3月号から1960年1月まで『零の焦点』というタイトルで『宝石』に連載され、光文社から刊行された。 昭和33年の12月。結婚したばかりの妻を残し、男が失踪。残された妻はその後を追い、北陸へ旅立つが、そこで見たものは夫の隠された一面と、そして時代に翻弄された女たちの、悲しい運命だった。 松本清張の多くの作品と同様、社会情勢が事件の背景・動機として組み込まれている。 清張自身は、代表作のひとつであると考えていたらしい。 登場人物&ストーリー 本多良雄(野間口徹)憲一の同僚、禎子に協力し、憲一の行方を追う。 鵜原宗太郎(杉本哲太)憲一の兄。 曽根益三郎(?)田沼久子の内縁の夫。謎のZISATUを遂げる。 板根禎子は26歳。広告代理店に勤める鵜原憲一と見合い結婚した。紅葉が盛りを迎えている信州から木曾を巡る新婚旅行を終えた7日後、憲一は、仕事の引継ぎをしてくると言って金沢へ旅立つ。しかし、予定を過ぎても帰京しない憲一。禎子のもとにもたらされたのは、憲一が北陸で行方不明になったという、勤務先からの知らせであった。急遽金沢へ向かう禎子。憲一の後任である本多の協力を得つつ、憲一の行方を追うが、その過程で彼女は、夫の隠された生活を知ることになる。 その事件とは・・・。 憲一の兄、宗太郎の不可解な行動。そして何者かによって殺される兄。。。。。 殺したのは赤いコートを着た女?→何かこれで誰だか分かりますよね。 次の殺人事件。 憲一の同僚である本多が田沼久子宅で殺される。田沼久子の身辺調査中の事だった。 事件のヒントは時代の背景にあり! 事件の背景に、日本が占領下にあった時期に、米兵相手に〇〇行為をしていた女性(作品のなかでは「〇AN〇AN」とも表現される)らの存在がある。彼女らが過去の忌まわしい経歴を隠そうとする必死の願望が、作品中で重要な意味を持ってくる。 不思議な結婚事情。いまどきの若い人には考えられない当時の結婚事情。 主人公がろくに相手のことも知らぬまま見合い結婚することは、作品発表当時ではよくあることであった。しかし、これは現代の若者には受け入れがたいかも知れず、当時の実状を知らなければ作品そのものを奇異に感じる可能性もある。 ここまでいけば、大体の結末の予想は着くだろう。。。。。 松本清張の傑作ミステリーを豪華女優陣の競演で映画化した松本清張生誕100年記念作品。敗戦直後の混乱期を経て復興へと向かう昭和30年代初頭の日本を舞台に、結婚間もない夫の謎の失踪を発端として不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく若妻が、やがて隠された衝撃の真実に直面していくさまを描く。出演は「おくりびと」の広末涼子、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀、「ぐるりのこと。」の木村多江。監督は「ジョゼと虎と魚たち」「グーグーだって猫である」の犬童一心 。
鵜原禎子(旧姓板根)広末涼子
新婚後間もなく夫が失踪し、行方を追う。
鵜原憲一西島秀俊 (左)禎子の夫。広告代理店北陸支店元主任
引継ぎのために出張し、そのまま失踪。
室田儀作(鹿賀丈史)地元名士、「室田耐火煉瓦株式会社」代表。
室田佐知子(中谷美紀 )室田儀作の妻。
田沼久子(木村多江)室田儀作の部下。
夫の行方を追って金沢へと向かった禎子が出会ったのは、憲一の得意先会社の社長夫人・室田佐知子と受付嬢の田沼久子という2人の女である。一方、時を同じくして憲一と関わりのある人物が被害者となる連続殺人事件が発生するが…。
とある旅館で兄は毒を盛られて死ぬ。死因はDOKUBUTUによるものだった。誰が一体何のために・・・・??
もう少し何とかならないのかしら・・・・。
殺人事件として警察が動き始めた。
左が本多良雄
田沼久子、室田佐知子、2人は昔からの知り合いだった。
それゆえにこういう事態に遭遇してもおかしくないというわけである。
メディア | 映画 |
上映時間 | 131分 |
製作国 | 日本 |
公開情報 | 劇場公開(東宝) |
初公開年月 | 2009/11/14 |
ジャンル | ミステリー/ドラマ/サスペンス |
映倫 | G |
http://zero-focus.jp/
生誕○年を掛けてドラマ化とか映画化とかが良くあることだけど、さすがにこの傑作も「古典」の部類にはいったかなーという感じでした。
それでも、女優対決はなかなか見応えがあり、悪くはなかった、かな?(^^)
この作品のミステリーは、割とすぐ察しがついてしまうのは、原作が50年前のものですから、いたしかたなし、といったところでしょうか・・。
昭和30年代の暮らしや風習、冬の北陸、それらの雰囲気を楽しめたから良しと、観終わった後に思いましたな(^^♪。
コメント・TBありがとうございます。
確かに、50年前の作品に期待するのは
無理がありますね。
3大女優の共演を観れたというのも、
この作品の良さかもしれません。
どう楽しむかですね!