地の果てで、やっと君に帰る。
先日、祇園会館にて「プロデューサーズ」とこの「ナイロビの蜂」を鑑賞した。舞台はケニアのナイロビ・・・・。妻テッサの死をきっかけに、死の真相調べようと・・・・イギリス人外交官ジャスティンは、広大な大地アフリカを巡る。ジャスティンとテッサはジャステインの講演で知り合う。物静かなジャスティンと比べて、活動家テッサは情熱的自分にはないものを持っていることに驚きを感じた
そしてジャスティンはそんなテッサに心惹かれて行く
やがて、ジャスティンにアフリカ駐在の辞令が下る。その事で、テッサは「同行したい
」と自らプロポーズ
そして二人はアフリカへ
ケニアのナイロビの地で暮らし始めた二人。テッサはナイロビの現状を知るにつれ、活動家としての血が騒ぐ
身ごもっているにもかかわらず、医師アーノルドと共にスラム地区をまわり、医療施設の改善を図る
権力側をけん制するテッサ。ジャスティンの社会的地位にも波乱が
しかしジャスティンは見て見ぬ振りをして・・・。生まれてくる子供の誕生を静に待つのである。待ち望んだ子供の誕生は何と死産
入院先には黒人医師しかいないはずなのに、何と白人医師が
そしてその医師の奇妙な行動
幼くして子供を産んだ少女ワンダの死
高等弁務官のサンディに、その証拠を伝え、アーノルドと調査を始めるテッサ
製薬会社の陰謀も・・・・。テッサはアーノルドと共にナイロビ空港より
でロキへ旅たつ。「二日後に会おう
」と見送るジャスティンだったが・・・。訃報
テッサは殺されたのだ。遺体と対面するジャスティンは衝撃を受ける。ここからジャスティンのテッサへの死を巡る旅が始まるのだ。テッサとアーノルドとの関係への不信感や自分とテッサの愛はどうだったのか
その真相を知るべく・・・・。アフリカの今の現状を描きながら、この中で起こっている問題(現地の人達が薬の実験とされているという
事実ではありませんが・・・)
テッサとケニアの子供達
テッサの元へ・・・・。
真相を知ったジャスティンにも、追手が迫ってきます。でもジャスティンは帰るはないと・・・・。テッサが
だった。
ナイロビの蜂・2005年 イギリス映画 上映時間:128分
キャスト ジャスティン・クエイルレイフ・ファインズ
テッサ・クエイル レイチェル・ワイズ
アーノルド・ブルームユベール・クンデ
サンディ・ウッドロウ ダニー・ヒューストン
サーバーナード・ペレグリンビル・ナイ
ロービアーピート・ポスルスウェイト
監督フェルナンド・メイレレス
原作ジョン・ル・カレ
詳細は ナイロビの蜂公式サイト
追記:愛してあっていたけど、相手の事をすべて、理解していると限らない。
ジャスティンの場合もそうだった。互いを尊重するということで、いつ
もテッサの人生を外から見つめていた。しかし彼女の死によって、
彼は初めて彼女の中に踏み込んで行く。アフリカで横行する薬物実験
大手薬品会社と官僚の癒着に立ち向かうテッサの勇気ある行動に
ジャスティンは人間愛を感じる。改めてテッサを愛したのだ
素晴らしいに乾杯
コメントとトラックバックを失礼致します。
この作品は、社会的のみならずラヴ・サスペンス的な味わいも感じられる事柄を対比させて、様々な要素をバランス良く取り入れた見応えのある優れた映画であったと思います。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
へ~~今も映画館でやっているトコあるんですか? いいなぁ^^
この映画は 評判がイマイチのようでしたが
私は、好きですy(^ー^)yピース!
説得力に欠ける箇所もありますが あの手ぶれしたような映像が いかにも、遠い、電波の届かない(届くでしょうけど 雰囲気的に^^)アフリカでの出来事だと演出しているように思え、何度も出てくるテッサの姿は
喪失感に囚われてしまった男の悲しみを上手く表現していたように感じました。
音楽も良くて、私の今年のBEST10に入ります
で、映画を見た当時は、ジャスティンはいつからテッサを愛していたのか、テッサはアフリカ行きのためにジャスティンを利用しただけではなかったのかという意見をコメント欄でいろいろ考察いたしました。
最初は確かにテッサは打算があったかもしれないけれど、彼女は彼女なりにジャスティンを大切に思っていたと思うし、それこそ愛していても相手のすべてを理解しているとは限りませんよね。
愛しているからこそ、大切に思うからこそ打ち明けられないこともあるだろうし・・・。
ってなことで、いまだにこの映画を思い出すとグズグズになってしまいます(汗)
祇園会館!地元ですけど、この映画館で映画観たこと無いんですよね(^^ゞシートとか座り心地はどうですか?
僕は、イイ映画だと思いました。観終わって、いろんな人のBlog読んだり、コメントに答えたりして、どんどん深く感じるようになってきた感じです。
今映画館でやっているのですね!
私はこの映画は最初、恋愛ものだと思っていたので、社会派作品だとは思ってもみなかったです。
アフリカの現実を考えさせられましたねー。
この夫婦は物語と同じくミステリアスな夫婦でした。
ブログにTBありがとうございました。
映画を観た感想ですが、タイトルは「ナイロビの蜂」より、原題を日本語訳したものの方が、映画にあっていたように思います。
結局、あの外交官の話ですから。
この映画、私はあまりイイと思えなかったのです。
まず、”愛”を強調した宣伝のイメージと
かなり違う、社会派サスペンスだったことで
えっ?と思ったのと、テッサの愛に共感できなかったから・・・。
愛しているからこそ言えない、ということもあるでしょうが
それを一緒に乗り越えていくのが夫婦じゃないのか??
なんて・・・私はテッサみたいに強くないからなぁ(恥)
アフリカの現状を描いた社会派サスペンスであり
夫婦の強い愛を描いたラブストーリーでもある。
両方が上手く融合されている作品でしたね。