8月3日鑑賞・・・。大林宣彦監督の遺作となった作品。なんと尺3時間!監督、ごめんなさい。もうもう最後の方は、まだ終わらないの?!というくらい引っ張り過ぎ感ありました。何とかトイレを我慢して観ました。
舞台は監督の出身地広島県尾道市・・・。以前も尾道三部作を制作されていましたよね。今回は1999年の「あの夏の日 とんでろじいちゃん」以来、20年ぶりに再び尾道に。キャスト陣はベテラン俳優さんから、無名の俳優さん、それ以外はミュージシャンにアーティスト、監督さんとバラエティな顔ぶれ
3人の若手俳優さんたち
あらすじ
広島県尾道の海辺にある映画館・瀬戸内キネマが閉館を迎え、その最終日に日本の戦争映画大特集と題したオールナイト興行が行われる。3人の若者が映画を観ていると劇場に稲妻が走り、閃光が彼らを包むと同時にスクリーンの世界に押し込んでしまう。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、原爆投下前夜の広島と上映作品の劇中で描かれる戦争をめぐる中で、三人は桜隊という移動劇団の面々と出会い、史実では原爆の犠牲になってしまう劇団員たちを救おうと手を尽くす。
ファンタジーとは言え、戦争が主題なので決して楽しいお話ではありませんでした。
広島・原爆・反戦・・・。かなり重いテーマです。そんな中でエンタメを描くのはちょっと辛い気もしましたが。
最初は軽い感じのつもりが、だんだん本気度が加わり、何とキャスト・スタッフが総勢300人を超える大作になったようです。3時間超えは大丈夫だと思っていたけど、今回はパワー使いきった感がした。
これからご覧になられる方、パワーを持ってご覧くださいね❕
『海辺の映画館—キネマの玉手箱』本予告
特に前半は結構とっちらかった感じなのでちょっと気絶しそうになりました。
でも後半、広島のさくら隊の話になってからは話がまとまってきて面白かったです。
まあ、大林ファン以外には勧めにくいのですが、個人的には面白く見ました。
事前に調べて観れば良かったと思いました。
実のところ、好みの作品ではなかったかな。
この3時間はちょっと辛かったですね。
こんな事言っちゃいけませんが、ちょっと引っ張り過ぎ感が半端なかったような?かなりの本気度が現れているようで・・・。逆に引きましたが(笑)