ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

2007年06月13日 | 随想録

 
 ウッド・ベースには、指で弾く方法と、弓で弾く方法があります。
 その弓がこの写真です。イタリア語で「アルコ」と言います。
 これは、買ってからもう10年以上になるのかな。
 練習をサボるとてきめんに音に現れます。コワイ。


 弓と一口に言ってもピンからキリまであります。
 ぼくが持っているのはキリの方。10万円台の安い物です。
 ほんとうはもっと良い物を使いたいんだけど、
 10年以上使ってたら愛着があって。


 ピンの方は、
 ぼくが触らせて貰ったもので250万円以上、というのがありました。
 神戸市の、とある弦楽器専門店に置かれていたものです。
 ぼくのウッド・ベースよりはるかに高い!
 というより車1台分に匹敵する金額じゃないですか。
 たしかフランス製で、とても厳重に保管されていました。


 いくら何でも弓にそこまでお金はかけられないです。(欲しいけど^^;)
 でも自分の弓も時には手入れもしますし、毛も張り替えます。
 そうやって大事に扱ってやり、マジメに練習もすれば、
 それなりには応えてくれるんですよ。


 弓で弾き始めた頃はろくに音にもならなくて、
 「キィーーーー」という、
 鳥が首を絞められたようなカン高い騒音にしかなりませんでした。
 よくあれで近所から苦情がこなかったな~。
 ぼくがあんな音聴かされたら、すぐクレームつけに行くと思います(笑)。
 今でもたいして弾ける方ではありませんが、
 それでもメロディーを弓で弾いていると楽しかったりします。


 上手くなりたいけれど、弓での練習、サボリがちなんです。
 イカンなあ、自分。
 少年(強調)老い易く、って言いますからね。
 もっとしっかり弓を使ってやらねば。


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コメント (4)
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