キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

生田緑地ばら苑

2015-06-01 16:21:12 | 季節の花々
             

             生田緑地ばら苑は小田急向ヶ丘遊園が閉鎖された時、園内のばら苑を

             存続させようという声から、川崎市が引き取り、ボランティアによって管

             理運営されています。1958年にまで遡る歴史ある広々と美しいばら苑

             です。5月31日の公開最終日はさすがにかなり花の盛りを過ぎていまし

             たが、それでも色とりどりの種類豊富なバラが咲き乱れる風景は、えも

             言われない美しさででした。

             

             

             

             今年はたくさんの花を咲かせた大きな一本の木に剪定した薔薇が

             殊の外見事に思われました。でも、毎年同じだけれど、なぜか私が

             そう感じただけかもしれません。

             

             

                 八重咲きのや、

             

                 一重のや、

             

             ちょっと見薔薇とは見えないこんな可愛いのもありました。

             各国のプリンセスや女優さんの名前がついたのや、名前の

             立て札を見るのも楽しいですね。

            

            大輪の黄色い薔薇の中に、蜂が潜んでいました。蜂にとっては至福

            の瞬間かも。金子みすゞの詩を思い出します。

               はちはお花のなかに、

               お花はお庭の中に、

               お庭は土べいのなかに、

               土べいは町のなかに、

               町は日本のなかに、

               日本は世界の中に、

               世界は神さまのなかに。

               
               そうして、そうして、神さまは、

               小ちゃなはちのなかに。

                   「はちと神さま」金子みすゞ童謡集「わたしと小鳥とすずと」より  
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なっちゃん、ばら苑入園を断られる

2015-06-01 14:23:07 | 季節の花々
            

            この頃車のエンジンをかけると、私も行く!と玄関でしっぽを振る

            ようになったなっちゃんです。以前はほんのちょっと車に乗るのも

            いやがったし、ほんの20分ほど乗せただけでも吐いていたのに。

            せっせと連れまわしたからでしょう。慣れってすごいですね。

            

            今日は近くの生田緑地ばら苑の春公開の最後の日。なっちゃんを

            連れて出かけました。ところが、犬は抱っこしないと入れないとのこ

            と。10キロの犬を抱っこしたまま薔薇の鑑賞はちょっと無理ですね。

            「私はだめなんですか」とふてくされぎみのなっちゃん。

            

            「では、日陰で待っていましょう」

            

            もっとも、ばら苑に入ったって、下の草むらをフンフンするだけで、

            薔薇を愛でることなんてしないなっちゃんですが。

            

            でも、せっかく来たのにというわけで、ばら園を出たところに咲いて

            いた白薔薇の香りをかいでみました。
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