毎年、その秋初めて、金木犀の甘い香りで目覚める日があります。
今年は今日がその日でした。なっちゃんと朝の散歩に出かけると、
昨日まで気が付かなかったのに、金木犀の木が華やかな黄色の
装いです。すると、いつも下のフレーズが頭の中をめぐります。
時はうつろいで
人は変われど
金もくせいは
今年も匂う、、、
小六禮次郎合唱曲集『金もくせい』第一曲『金もくせい匂えど』より
木の実も色づき始め、
葉鶏頭や
紫苑や
萩や、秋の花が咲き、
草むらに咲く白粉花や
朝顔までも、秋の風情です。
奈良と千葉から梨が届きました。奈良の梨は実家の近くで栽培されて
いる懐かしい二十世紀、千葉の梨はとても大きな新高という種類。
少し味は違いますが、どちらもみずみずしくおいしい秋の味覚です。