まだ大寒半ばの今日も寒いのですが、なっちゃんは、朝から散歩に
連れて行ってとうろうろ、無言の催促をしてきます。でもね、日陰
はまだこの通り、解け残った雪が凍っています。
家近くのステーキハウス「カナディアン99」の白馬の像も、まだそ
のまま残っている屋根の雪を背景に、いいカナダ感を出しています。
でも、日当たりの良い所では、「えっ、雪なんか降った?」という感
じで、乾ききって、お日まさぽかぽか。日向と日陰じゃ大違いです。
去年から咲いている山茶花はまだ、可愛い花をいっぱいつけていますが、
あらっ、ミモザがもう黄色くなり始めていて、ほんのちっちゃな春を
感じます。今週末はもう節分。1月が走り去っていきます。
この頃夕方のお散歩ついでに、スーパーへ買い物に行くことが多い
のですが、なっちゃんはその間お店の前につながれて待っています。
それが臆病ななっちゃんには、ちょっと辛いようで、しっぽが下が
りきっています。
昨日は卵が安く、大喜びで買ってきました。そういえば「寒卵」と
いう冬の季語があります。卵は一年中ありますが、冬が一番の産卵
期で、その上、栄養豊富だそうです。
寒卵扉を開けるまで一人 岡本紗矢句集「向日葵の午後」より