キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

御前崎灯台

2020-01-24 12:05:45 | 旅行
           

           東に駿河湾、南に遠州灘を望む、静岡最南端の高台に建つ御前崎灯台

           です。灯台の父と呼ばれる英国人ブラントンという人の設計で、1874
        
           年に完成したとか。でもそのずっと前、1635年から見尾火燈明堂とい

           う灯台に類するものが建てられていたということ。遠州灘が航海の難

           所だったからでしょうね。燈明だからとても暗くて、どれくらい役に

           立ったのかは分からないようですが。

              

              

           美しい白亜の灯台です。「喜びも悲しみも幾歳月」という木下恵介

           監督の映画の舞台にもなったそうです。

           

           眼下には太平洋が人がっています。「藍の濃し灘通り来し土用波」と

           いう山口誓子の句碑があります。荒波のかなたの遠い異郷に想像が広

           がる空間です。

           

           灯台の辺り一帯がケープパークという公園になっていて、紺碧の海を
     
           背景に、「潮騒の像」いう裸婦とカモメの白い像が立っています。

           

           

           石蕗や椿が色を添えています。

               

           

           

           逆光で、ちょっとおもしろい幻想的な写真が撮れました。とても

           良いお天気だったのですが。まあ、結局失敗写真なんですけどね。

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