馬鈴薯の皮剥く明日も次の世も 岡本紗矢句集「向日葵の午後」より
ジャガイモは秋の季語ですが、一年中食べていますね。冬に食べるのが
一番美味しいような気がしますが。夫が農業見習いに行っているお家
で採れた掘りたてのジャガイモをたくさんいただきます。これからの季
節、マッシュポテトにしたり、グラタンにしたり、おでんの具になったり
大活躍です。ただ大量に食べると、皮むきが大変。
大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1)) | |
トリップ,中村 浩三 | |
偕成社 |
人間って、明日も、次の世代も、延々じゃがいもの皮を剥いては、料理
してという営みを繰り返すんだなあという、ちょっと面白いこの句を読ん
で、ドイツのプロイスラーの「大どろぼうホッツェンプロッツ」の一場面を
思い出しました。悪い魔法使いツワッケルマンに捕まったゼッペル少年は
ジャガイモ料理を食べたい魔法使いのために、大量のじゃがいもの皮
を剥く破目になります。日本人よりもっとじゃがいもを食べるドイツ人の
書いた童話らしい一コマです。
今日の夕ごはんは和風のおでんになりました。ジャガイモも大活躍です。
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