『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[与党民主党考・88 「体質と数字(短信)]

2010-07-05 23:59:16 | 保守の一考
☆菅政権の支持率がガタ落ちしたそうで、私、本日だけは、もうゆっくり寝させて頂くよ^^

 消費税に関わるゴタゴタが、今現在の「菅忌避」の起爆点だが・・・。

   《菅内閣支持率10ポイント以上下落 消費税評価しないも53% 世論調査(産経 2010/07/05 21:54)》

 みんな、民主党を支持しなくてもいい分かりやすい理由を探していたってのが真相だろう。

 菅は、民主党政権として消費税を語り始めたとき、同じく消費税導入を考えている自民党の名前をあえて出して、もし非難を浴びるようなことあらば自民党ももろともだ的な思考法だったらしいが、消費税に絡んで支持率を落としたのは民主党だけ・・・^^

 「口先だけの消費税」と、「討議の果ての消費税」、その違いを、国民の一部は分かっているのだろう。

 これも、もちろん「ブーメラン現象」だし、それが、民主党の体質なのだろう。

 さすがに、国民が呆れかえったのは、菅が「消費税に付随させようとした還付金」の額の変動だろう。

   《菅首相ぶち上げた「税金還付」年収いくら以下が対象?(J-CAST 2010/7/ 2 15:17)》

 <・・・菅首相は就任早々、消費税率10%の自民党案を参考に消費税増税を打ち上げたとたん支持率ダウン。
「しばらくはお静かに」と切り捨てた小沢前幹事長からは、「4年間は触れないと国民に約束したのに何事だ」と怒られる始末。
そこで、首相が選挙遊説先で盛んに口のするのが、消費税率アップで負担が重くなる低所得者向けの還付制度。
遊説で東北を北から南に移動した先月30日、この還付制度を想定した低所得層の範囲について首相の迷走ぶりが目立った。
まず青森市で「収入が年間200万円とか300万円とか」、次いで秋田市では「年間300万円とか350万円以下の人は」、さらに山形市まで来ると「年間300万円から400万円以下の人には」と金額がバラバラ。
与党の国民新党からも「数字を挙げて還付を言うのはやってはならないこと」(下地幹郎幹事長)と批判を浴びた。
皮肉たっぷりなのは公明党。「上野行きの上り列車に乗ったから、どんどん数字が上ったんでしょうかね」(山口邦津男代表)
共産党はスッキリと「返すなら取るな!と言いたい」(志位和夫委員長)。・・・>

 その時の気分で額を変えているから、還付金の対象年収が100万単位でグズグズと変動する。

 全く党内部で検討もしていない証拠である。

 「グズグズ・・・」とは、地盤沈下の音である。

 困窮の人々の死活問題の「100万単位」を、口先だけのバカに語られる日本国民の悲しさよ・・・。

   ◇

 数字にルーズな男の、女からの評価は、数字を下げられることである。

 それが支持率の低下の意味だ。

 消費税が原因でもないのである。

 その、お金に対しての言動のいい加減さが嫌われるのである。

 しかも、仮に、還付金を行なうとして、その予算はどこから?

 ・・・ああ、でも、そこで雇用を創出できるね^^;

 小泉元総理が、「民主党は、数千億円の削減に、数兆円を費やす」とかなんとか言ってたけど、ホント、民主党はそんなことばかりやっている。

   ◇

 最後に、民主党政権のファーストレディーはバカばかりって話・・・。

   《【参院選】菅首相夫人「民主党は仮設住宅…次世代に期待」 (2010/07/05 10:18)》

 ・・・国政選挙の投票は、ボランティアや慈善事業じゃないんですよ、おばさん!!!

                                         (2010/07/05)
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[映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』を観た]

2010-07-05 22:13:14 | 物語の感想
☆これは悪いほうのリュック・ベッソンが作った作品かと思いきや、

 予告編のアクション大作としての宣伝の仕方からはあまり想像できなかったのだが、

 実はコメディ作品なんだと認識できたら、途端に、いいリュック・ベッソン作品だと理解できた。

 何よりも、主演のルイーズ・ブルゴワンが可愛い^^

 あの生まれながらの気品ある大人顔で、マイウェイでもあるハスッパささえも見せられると、物語もグレードアップされるってものだ。

   ◇

 その前に、関係ない話を・・・。

 公開間近のアンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』だが、あれって、私的には、ケビン・コスナー主演の『追い詰められて』的な結末だと予想している・・・。

   ◇

 『アデル』は、フランスのコミックが原作だとのことで、おそらく、絵的に、それをかなり忠実に再現しているような気がする。

 だから、序盤、その語り口に、文学的な要素(あちらでは文学書籍の延長としてのマンガ扱いだろうから)を感じ、違和感が起こる人もいたと思う。

 でも、私は、そこに「粋」を感じた。

 作中、言葉や小道具を用いて、連鎖反応のように場面転換されるが、こういうのも、私は好きです。

 登場人物はいずれもデフォルメされているが、作品世界から浮くこともなく(マンガを実写にすると、浮くことも多いのだが)、安っぽさは全くなかった。

 途中、仮死状態の妹を唯一助けることの出来る教授を、拘置所から脱走させようと、アデルは色んなコスプレをして潜入する。

 だが、それ毎に失敗し、アデルは何度もチャレンジを繰り返す。

 なんか、韓国や香港映画でも見ているかのような、しつこくて無理矢理なドタバタ展開なのだが、演じているのが美しくもとぼけた味のルイーズ・ブルゴワンなので、見ているだけで楽しい。

 妹とのテニスシーンや、仮死状態の妹の、なんか不気味な描き方など、面白いけど、著しく作品のバランスを崩すシーンも多々ある。

 だが、バランス崩れのシーンの多さは、却って、それがこの作品の常態だと分かると、ゲラゲラ笑えて楽しくもあるのだ。

 で、どんな奇想天外な絵面でも、常に、アデルだけはマジ演技なので、私もつられて、その世界にどっぷり使ってみようかなと思うのだ^^;

 そもそもが、キム・ベイシンガーやミシェル・ファイファーのような「いい女」顔なのに、猪突猛進で演技にまい進している姿が、この上なく魅力的だ。

   ◇

 昨日は、この作品と『ロストクライム』を見たのだが、どちらも、セクシーシーンで、女の胸があらわにならない。

 『ロストクライム』ではセックスを醸すのだが、いちおアイドルの川村ゆきえを使っていたので、バストトップは画面に映らない。

 アデルも、仮死状態の妹を助ける鍵となるミイラが役に立たないと分かると、風呂に入る前に裸でそのミイラの前に立つシーンなどがある。

 もちろん、乳首は見せない。

 カメラは、執拗に角度を変えて、アデルの胸を強調するのだが、乳首は見えない。

 私は、「見てぇ~!!!」と思った。

 すると、驚いた。

 その後の、お風呂に入っているシーンで、屈託なく胸全体が画面に映っていた。

 ピンクの可憐な乳首であった。

 ぶったまげたよ。

 先ほどの、隠す演出はなんだったんだ・・・!

 リュック・ベッソン、やっぱ、あんたは最高だ!

   ◇

 終盤は、ミイラのSFXに頼り過ぎの嫌いがあるが、ミイラたちが妙に人間くさく可愛いので許す。

 シリーズ化しようとする気持ちも満々のエンディングであったが、私は、シリーズ化されれば見に行くし、これっきりでも、なんか楽しいのでいいやと思うのだった・・・。

                                         (2010/07/05)
コメント (4)
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