『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『ゾンビランド』を観た]

2010-07-30 22:27:25 | 物語の感想

☆面白かった^^

 私は、ゾンビ物は、リアルに構築された世界でのみ面白いのかと思っていたら、

 こうした、コメディ風の味付けでもいけるのだなと新鮮な思いを抱かされた。

 コメディ風ではあるが、予告編などで感じたヴァラエティ路線ではなく、メインの4人の人物造形が感情移入できるレベルの現実感は保たれている。

 主人公は「オタク」と言う触れ込みであったが、やや引っ込み思案なだけで、一時間半ほどの上映時間の中で、その恋愛に対しての成長が感じられ、観終えて、清々しさが起こった。

 物語自体も、オタクやマニアック向けでなく、そのような知識をもたない人物でも充分に楽しめる「こだわり」が随所に見られた。

 例えば、登場人物の会話の中に出てくる映画のタイトルも『タイタニック』とか『ゴーストバスターズ』とかメジャーでとっつき易い。

 ゾンビ物では、スーパーマーケットを独占する主人公達という図が、私の中では定番なのだが、

 この作品では、スーパーの商品を独占するような楽しさではなく、スーパーマーケットにあるガラス細工や陶器、ショーウインドウや棚を破壊しまくると言う楽しさを見せてくれていた。

 作品内世界は、物品は豊富のようなのである。

 おそらく、これまでのゾンビ作品と、ゾンビ化発生時からの時間経過が違うような印象を受けた。

 また、出てくるゾンビは、町の広さに対し、割合とまばらな数で、そこも、私は、アメリカ西部の過疎化みたいなことを勝手に思った^^

 オタク、ゾンビキラー、詐欺師姉妹の4人の道中なのだが、途中から、かなりのマッタリ空間が車中で形成され、座る場所を違え、幾日も旅する車内の風景がダイジェストで映されるのだが、そこが実に良かった。

 私は、このようなシーンを、ちゃんと物語の中で描けるのは、凄いことだと思うんだよね。

 で、そんな旅の仲間が、ビバリーヒルズのビル・マーレィ邸で過ごす時間は、これもまた、ゾンビ物の「世界独占」の変格で楽しい^^

 何よりも、主人公が惚れる女の子(エマ・ストーン)がいい。

 悪女風の容姿だが、その笑顔は優しくて、情が深そうな演出がされている。

 どこかで見たと思ったのだが、『キューティーバニー』の脇役だ!

 目の周りを塗りたくるメイクをしておきながら、それを優しく見せる魅力は素晴らしい^^

     

 ただ、ゾンビどもの、チープなゾンビメイクだけはいただけなかった。

                                         (2010/07/30)

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[与党民主党考・101 「ピンチをチャンスwww」]

2010-07-30 17:52:55 | 保守の一考
☆左翼と言うのは、ピンチをチャンスとするのがうまい・・・。

 いや、もちろん、私から見ると、それは「正義」ではない。

 騙しである。

 イリュージョンである。

 しかし、勝利者が、後の歴史を都合よく書き換えられるとしたら、それも「正史」となる。

 鳩山政権があまりにもの不手際で終焉したとき、その内実は何ら変わっていないのに、菅政権によって、国民の民主党支持率は回復した。

 その詐術は見事だと思った。

 その後、民主党自体の体質によって、再び、その支持率は急降下する。

 国民が、民主党の体質を見極めたわけではない。

 国民は、どうしようもなく馬鹿だからな!

 ただ単に、国民以上のバカさ加減を民主党がダダ漏れし続けたに過ぎない。

   ◇

 辻元清美が社民党を脱党したのも面白い話だ。

 正直、辻元こそが「ネクスト・ザ・社民党」である。

 彼女が、社民党をやめたからといって、その政治思想は全く変わらず、つまり、社民党が細胞分裂を起こしたに過ぎないのに、何故か、彼女が「フレッシュ」なイメージでよみがえりつつある。

 まあ、辻元は、社民党よりも社会党的な民主党に合流するのだろう。

 これも、ピンチをチャンスに変える詐術の一つだ。

 しかし、辻元の立ち位置は、微妙であろう。

 今は、本来、「辻元的なるもの」のエピゴーネンでしかなかった村田レンホーが、意味のない事業仕分けで人気を博している状況だ。

 芸能界は・・・、いや、失礼・・・、政界は、似たタイプの「芸人」を必要としないのである。

   ◇

 つくづく思うのが、不祥事の続いてしまった角界が、ピンチをチャンスに変える能力を欠如させている事実だ。

 簡単なことである。

 角界は、いい意味でも悪い意味でも、保守的な場だからだ。

   ◇

 で、驚いたのが、この記事!

   《【政治】民主党代表選、菅批判を強める前原と菅憎しの小沢が組む 菅の対抗馬に前原誠司国交相を担ぐ 小沢の圧勝だ (J-CAST 2010/7/29 17:00)》

 これって、いかにもリアルで、呆れる^^;

 そもそもが、今回の菅政権の重要なポストに前原はいて、菅政権の一部だったはずだ。

 そう、鳩山政権の重要なポストにいた菅と同じように。

 また、前原は、反小沢の急先鋒だったのにね。

 小沢も、そんな前原を煙たがっていた。

 しかし、実現性は低いが、仮に、これが実行されれば、また、しばし、支持率の人気Ⅴ字回復がなされるだろう、国民は馬鹿だから・・・。

 しかし、民主党は、これに類する、あたかも「ピンチをチャンスに変える」ような、実際のところは「サヨク劣化コピー」を何度も繰り返し続けるのだろうか。

 ところで、前原、言語道断のバカな行為を連発させている。

   《「批判は受ける」両院議員総会欠席し、海老蔵披露宴出席の前原国交相(2010.7.30 11:38)》

 でも、この異常行動に対し、投票する奴もいるんだろうな、国民は馬鹿だから!

   《6都県に負担金の理解求める 八ツ場ダムで前原国交相(2010.7.30 14:35)》

 狂っているのかな? この顔面神経痛の男は!

   ◇

 千葉バァも、また、変な「人権蔑ろ」「公開処刑パフォーマンス」みたいなことを始めるんだね。

   《千葉法相、死刑執行後も廃止の信念変わらず 8月に刑場を公開(2010/07/30 12:39)》

 死刑場公開の理由として、陪審員制度が行なわれていることもあり、国民に刑の執行の場を知っておいて貰いたい云々と言っているが、

 そもそも、陪審員制度は、事件を裁くことになる陪審員達の個人的な感情とは無縁の、論理的かつ客観的な見地で行なわれるべきものとの前提があり、

 そんな陪審員候補たる国民に、刑の執行の生々しい現場を公開したら、国民の判断が歪むと言う思考回路が、この「落選大臣」には欠如しているんだよなぁ・・・^^;

                                         (2010/07/30)
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