★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『名探偵コナン 漆黒の追跡者』

2009年04月21日 | 映画鑑賞記
公開初日の18日、午前中の部で見てきました(^0^)
映画『名探偵コナン 漆黒の追跡者』。
今日は、その感想を書きたいです♪♪

まあ、一言で言うと、ここ最近の映画の中では、圧倒的に面白かったぁぁ!!!!ということです。
最近は、なんというか冒険色が強いものが多かったですよね。でも、今回は、連続殺人事件やサスペンスという感じで。
テレビでも、「大人向けのサスペンス」と紹介されていましたが、まさしくその通りだったと思います。
ただ、連続殺人事件にかんしては、「推理要素」はなかったかなぁ~と。なので、推理物としてはアレですが、でもでも、サスペンス物としては、かな~~~~~~~り良かったと思います。

つか、絶対に、もう一回見るっっっっ。

つか、サントラも欲しいっっっっっ。

つか、DVDが出たら、欲しいっっっっっ。

という訳で。
物語ですが。



季節は七夕を控えた頃。

コナンは、自分の正体が工藤新一であることをジンとウォッカに知られ、捕まってしまい、蘭までも危険な目に遭う・・・という不吉な夢を見ます。
そして、その後・・・。
その夢が、実現したかのような、危ない出来事が、彼の身に起こってくるのでした・・・。

阿笠博士と、昆虫採集に出かけたコナン達少年探偵団は、羽にテープを貼られるというイタズラをされたカブトムシを発見します。悪質なイタズラだ・・・と、その時は阿笠博士がテープを剥がしてあげるのですが・・・・・・。

また、それと同時期に、関東広域で、連続殺人事件が発生します。
被害者も、殺害方法も、共通点のない6件の殺し。
しかも、どの被害者も、殺された場所と死体が発見された場所がずいぶんと離れているのです。犯人は、何のために、死体を運んだのか・・・。
規則性のない事件ですが、すべての現場に、赤く塗られた麻雀の牌が落ちている・・・ということから、同一犯による広域連続殺人と警察は判断。
死体遺棄現場となった都道府県の警察署からそれぞれ刑事が集まって、警視庁で合同捜査会議が開かれます。
そして、その顧問として呼ばれた毛利探偵。
コナンも、事件に興味を持ち、毛利に同行し、コッソリ会議を盗み聞きするのでした。
しかし、その合同捜査会議の後、「七つの子」のメロディに聞こえるメルアドを打っている音が・・・!
警察の中に、黒の組織の人間が潜り込んでいる!
コナンは、そう確信するものの、誰が誰に化けているのかは、分からないまま。

そして、コナンは、阿笠博士に協力してもらって、その広域連続殺人事件を調べ始めるのでした。
けれども、事件の背景に、どうしても見え隠れする黒の組織の気配。
この事件は、黒の組織がらみのものなのか・・・否なのか?
それとも、犯人とは関係ないところで、黒の組織が絡んでいるのか??

そうこうしている内に、コナンにも黒の組織の魔の手が伸びてきます。

かつて、コナンが一時的に新一に戻った学園祭。彼が芝居で使った「黒衣の騎士」の仮面。それが何者かによって壊されていたのでした。
はたまた、コナンが学校の図工で作った紙粘土細工の一部が壊され、持ち去られていたり・・・。
このことは、何を意味するのか・・・。
そう、それは、工藤新一と江戸川コナンの指紋が一致するということを調べられているということ。

確実に黒の組織は、コナン=新一という確信を得ていたのでした。

そして、
7件目の殺人。
6件目の被害者が残したダイイングメッセージについて、平次の協力も得て、警察よりも先に真相に辿り着くコナン。

一方、またしても、羽にテープを貼られたカブトムシを発見する少年探偵団達。

このカブトムシは、事件と関係があるのか?
連続殺人の犯人は?
黒の組織との関連は?
そして、バレてしまったコナンの正体は???


と、まあ、こんなお話です。
ツッコミ所は、少しあるにはあるのですが。でもでも!
超面白かったので、全然気になりませんでした!!
・・・まあ、後から、冷静に考えたら・・・A^^;;ですが笑
それでも、すごく面白かった。むしろ、物語が盛り上がって良かったと思います。


それから、今回は、原作本編のエピソードも絡んできたり、大阪の平次の活躍や、映画『迷宮の十字路』の刑事さんとかも出てきてて。
いろいろなキャラが楽しめましたです。そこも良かった!

そして、そして、ジンっっ。
ジンがいっぱい出てきます。カッコイイです。惚れます。

冒頭のシーンのジンもカッコイイのですが。
わたし的には、ラストのラスト、見えない敵を前に、「お前は誰なんだ!」と敵意を燃やすジンがかっこよくて。
惚れそうでしたがな(//▽//)

エンディングテーマソングもかっこよくて、良かったです~。
あう~。
もう一回見たいっ★


で。
以下、若干ネタバレ感想。

犯人に関しては一切、触れていませんが、一応若干ネタバレ注意ということで。
反転仕様であります!
あっ。ケータイからだと、反転にならないみたいなので・・・。ケータイから見て下さっている方は、くれぐれもお気をつけくださいませね。

という訳で・・・以下、反転感想。




まず、映画の予告編でさんざん見た、ジンにコナンの正体がバレて殺されかけるシーン。
うん。
これはね、すごく気にはなっていたのですが、絶対に夢オチだろうなと思っていたら。
映画冒頭から、いきなり、このシーンで・・・やっぱり、夢オチでした。
なので、「ああ~」と思わなくもなかったですが。
でもでも、この後、本当に、コナンの正体が黒の組織の人間にバレちゃう訳なので。それを「暗示している」夢・・・という感じで、まあOKかなぁと・笑

連続殺人に関しても、すごく面白かったです。やはり、コナンはこういう大きな事件がないとね(^^)b とはいえ、この事件は、推理要素はないのですよ。欲を言えば、本格的に推理できる要素があれば、もっともっと良かったのですが。でもでも、サスペンス色が超充実していたので、無問題。すっごく楽しめましたし、マジで、ドキドキハラハラでした~。

最後の最後まで、息が付けない展開で・・・本当に満足だったのですが・・・。
これだけは、言わせて!!!!!!笑
いや、別に面白かったから良いんだけど。

ラストのラスト。
コナンが東都タワーで、黒の組織に追われるシーン。
・・・黒の組織・・・やり過ぎだよorz
つーか、あの組織って、邪魔な人間とかを警察に分からないようにこっそり闇に葬り去るのがモットーだったのじゃないんかえ? そのために開発されたのがアポトキシン4869な訳だし。目立たないように、邪魔者を殺すというか・・・。
が。しかし。
がしかし~。
今回はというと。
東都タワーの下に、あれだけパトカーが来ているというのに、ヘリコプターで銃乱射!!!!!!!! しかも、狙撃だけでは飽きたらず、最後は、ミサイル打ち込んでませんでしたか??????
警察が居るところで、あんなこと・・・。
絶対に、警察が黙っていないと思うし、つーか、あれは、最早、犯罪というより、テロ行為だよ? 絶対に、自衛隊が出動するような事態だよ?? いくら、組織の為に邪魔者を排除したいと言っても・・・そこまでやるか? つーか、絶対に目立ちすぎ・笑 それって、彼らのモットーに反するのでは?
・・・・・・というツッコミ。

そして。
今回は、警察の中に、組織の人間が紛れ込んでて。
その結果、東都タワーに潜入した刑事達が、白鳥なども含め、全員、気絶させられてて。蘭ちゃんが後から入ったときに、ノビている刑事達を発見するわけですが・・・。
普通、殺人犯が潜んでいるだろう建築物に侵入する際って。もっと、外部で待機している警察とも、やりとりをしながら進んでいって。万一、第一潜入部隊がやられてしまって音信不通になったら、第二次部隊が突入するとか。っていうか普通、状況を説明しながら潜入するから、潜入チームに何かあったら、すぐに外で待機している人たちに分かるようになっているというか・・・そんなモンじゃないっすか? でも、彼らが中でノビていることを、外の警察達は全然知らなかったみたいで・・・。そんな暴○団の殴り込みみたいな捜査ってないでしょ?
とツッコミたかったりA^^;;

まあ、ツッコミどころは、そんな感じで、漫画だから仕方ないといえば仕方ないですが、いかにも漫画チックだなぁと思ったポイント。

とはいえ、全体が、すんこせく面白かったので、全然気になりません!
むしろ、それが、危機感を煽り立ててくれて、わたし的には、十二分に楽しめましたです~。

あっ。
今回、警察内部に偽物が紛れ込んでいたわけですが。私、これは、もう、冒頭ですぐ分かっちゃったです。
蘭ちゃんとのやりとりが、ビミョーだった「あの人」が怪しいなぁ~って(^m^)

とにかく、興奮するストーリーで、大満足♪

コナン好きさん、黒の組織好きさんには、絶対に見て欲しい作品です。




時に。
前も日記に書いたけど。
ジン、いつから、金髪→銀髪になったんだ????