★ベルの徒然なるままに★

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『北北西に進路を取れ』@帰省日記

2011年02月15日 | 徒然なる日常
帰省中の夜は、時々、父と一緒に古~い映画のDVDを見ています。


いわゆる「映画史に残る往年の名作」というヤツですね(^O^)b


父が、むか~しの映画が好きなので、実家には、50年くらい前の映画のDVDがいっぱいあるのです。


私も映画は好きですが、最近のしか見ないしなぁ。
映画好きとしては、やっぱり往年の名作は押さえておかなくては…と、今回の帰省でも、少し見ましたですよー。



昨日までに見たのは、オードリー・ヘプバーン主演の『シャレード』。
そして、その『シャレード』で男性主役を演じたケイリー・グラントが主演の『北北西に進路を取れ』。
それから、『北北西に進路を取れ』と同じ監督、アルフレッド・ヒチコックの『裏窓』。


どれも、今から50年以上前の映画なんですけど、面白い!

サスペンスなんだけど、セリフの端々に、ユーモアが散りばめられているのも良い!


昔の映画って、なかなか侮れない…いや、寧ろ、凄いのでは!?としみじみ思いました~。



で。


昨夜見た『北北西に進路を取れ』は、ホント、面白かった!
現代版にリメイクしても、絶対に通用しちゃうサスペンスですよっ。

さすが、アルフレッド・ヒチコック作品!


物語はというと。
主人公のロジャーは人違いされ、怪しげな連中に誘拐されるんです。
その怪しげな連中は、ロジャーのことをカプランという人物と間違えており。
そのカプランなる人物を、とある情報を握っている……ということで始末しようとするんですね。

ロジャーは、無理矢理、大量のお酒を飲まされ、泥酔状態で車を運転させられ……要は、飲酒運転の事故に見せかけて殺されそうになるんです。

でも、この主人公、意外と図太くて。

泥酔してるのに、崖に落ちることなく、危なげに運転を続け……。

結局、飲酒運転の現行犯で警察に捕まっちゃうんです。
まぁ、彼としては、命拾いした訳。


で。
車泥棒や飲酒運転の罪に問われるものの、彼は「自分は見知らぬ人物に拉致されて、殺されかけた」と主張。

がしかし。

彼が監禁された屋敷の住人達が、
「ロジャーは昔からの知り合いで、昨夜は、我が家のパーティーに出席してくれた。相当酔っ払って、こちらの制止も聞かず、勝手に車に乗って帰った」

と証言したため、ロジャーの言い分は警察に信じてもらえない!


ならば、自分で、「カプラン」なる人物を見つけ、無罪を証明してやる……と、単独で動き始めるものの。
次は、殺人現場に居合わせてしまい、今度は殺人の罪も追加。

ついに、指名手配犯になっちゃう!



そんな状況の中、「カプラン」という謎の人物を追うため、警察の捜索をかいくぐり、アメリカ大陸を横断するロジャー。


警察からは指名手配犯として、追いかけられ。
謎の殺し屋集団からは、「情報を握る男カプラン」として命を狙われ。


それでも、独りで真相を調べる……というお話。


平凡な生活を送っていた広告マンが、人違いされたばっかりに、とんでもなく大きな陰謀巻き込まれてしまう~~という展開が、怖いけど面白い!


特に、一番のクライマックスシーン。

ロジャーが、殺し屋の飛行機で、轢き殺されそうになるシーンは迫力あり過ぎっ!

飛行機に追いかけ回されるシーンとかどうやって撮影してるんだろ。。。



あっと驚く真相などは、サスペンスというよりミステリぽくもあって。

最後まで目が離せない映画でした~。



あっ、そうそ。
どーでもいいけど、昔の映画って、ラストシーンが突然だよね!



そういえば。

この映画、TOHOシネマズで開催中の「午前十時の映画祭」でも上映されていましたね。


私は、「午前十時の映画祭」は『ウエストサイド物語』しか行かなかったけど。


因みに。
写真は、京都のTOHOシネマズで購入した「午前十時の映画祭」のプログラム。

昔の映画好きな父への、お土産(^O^)