今日は、一昨日見てきました、映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の感想を♪♪
たれぱんだやリラックマなどのキャラクターでお馴染みの、サンエックスによる、すみっコぐらしの劇場版アニメです。
映画があるのは知ってて、気にはなっていたのですが、巷で何やら物凄い高評価で、益々気になって。
行きつけのシネコンでは上映が無かったので、違うシネコンまで足を運んでみてきました(∩´∀`)∩
■映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』予告編
「喫茶すみっコ」にやってきた、お馴染みのすみっコのメンバー。しろくま、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ。
彼らが、お店の地下室でとびだす絵本を見ていると、いきなり仕掛けが動き始め、気が付いたら絵本の世界の中に!?
こうして迷い込んだ絵本世界の中で、すみッコたちは、自分が誰だか分からない、「ひよこ?」 と出会うのでした。
迷子の「ひよこ?」を助ける為に、すみっコたちは「ひよこ?」 のお家を捜してあげることを決意!
しかし、その途端、またまた不思議な光に包まれてしまい、彼らは、絵本の中の別々の物語世界に飛ばされるのでした。
マッチ売りの少女、アラビアンナイト、あかずきんちゃん、桃太郎、人魚姫。それぞれの物語世界で主人公になったすみっコたちは!?・・・という物語。
皆様の評価とおり、もう、すっっっっごく良かったです!!
見に行って良かった(;v;)感涙
小さなお子様向けなのですが、大人にもグッと来ます。
いや、寧ろ、大人のほうが心に刺さるかな? 劇場では大人が泣いてたです。
映画が終わって、劇場を出る時、小さなお子様はゴキゲンさんだったのに対し、大人は鼻をグズグズ言わせて泣いていたのが印象的でした。
私も、ポロポロ泣いちゃいましたです。本当に、良いお話でした。
童話がモチーフのストーリーなので、映画を観ていて、「多分、こうなるだろうなぁ」と予想していた結末があり、終盤までは、その推理通りに物語が進み、「やっぱりなぁ」と思っていたのですよ。
そしたら、そしたら、まさかまさかの大ドンデン返し!!
良い意味で、予想を大きく裏切られた、衝撃の真相でした!!
そして、そこに明かされる真実と、すみっコたちの決断に、温かい涙が(;v;)
正体不明の「ひよこ?」が、一体、何者なのか?という謎があって。
その謎の真相が、衝撃なのですが・・・ネタバレになるので、ここでは黙っておきますね(^m^)
単純なお話なのに意外な結末で、ミステリ好きとしては、「やられた~!!」って感じで、更に好きです。
本当に小さいお子様向けで、井ノ原快彦さんと本条まなみさんのナレーションだけで進んでいきます。
すみっコたちは喋りません。
一応、彼らの会話は、ちょっとだけ文字で出てきますが、小さなお子様で、文字が読めなくても大丈夫!!
井ノ原さんと本条さんのナレーションだけでよく分かる作りになっていますし、映像も絵本のような優しいタッチなので、絵本の読み聞かせを聴いている感じでした。
小さなお子様も安心して鑑賞抱出来ますよ!
それでいて、所々、大人が見てニヤリとなるような、他の映画のパロディと思われるシーンもあったりで。
っていうか、私が単に『IT』脳なだけかもしれませんが・・・冒頭で、おばけが地下室の床の蓋をあけるシーン。
映画『IT』の一章の、有名な「あのシーン」味をめっちゃ感じたのですが!?(笑)
パロディだよね!!??
そして、すみっコたちも。
自分が何者か分からない、ぺんぎんである自信が無い、ぺんぎん?だったり、恐竜の生き残りなので、正体を隠し、とかげとして生きているとかげだったり。
お皿の上にあるのに、食べて貰えず残されてしまったとんかつや、えびフライのしっぽだっり。
しろくまなのに寒がりなしろくまや、極度の恥ずかしがり屋のねこ。
もしかしたら、子供以上に大人は、すみっコたちの誰かに、共感したり、自分を重ねてしまう部分があるのではないかなぁと思いました。
意外と、自分の中にも、すみっコっているのですよね。
そこが、大きなヒットの所以なのかなぁと思ってみたり。
お子様向けではありますが、大人にも、とても面白い感動のストーリーでした。
ドンデン返しのある結末も良かったです。
そして、びっくりするくらい優しく温かい世界に癒されます。
鑑賞後は、自分も、すみっコたちのように、みんなに対して優しくありたいなぁと思うようになる・・・そんな素敵な映画でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます