今日も映画の感想を。
火曜日に観に行った『STAND BY ME ドラえもん2』の感想です。
■映画『STAND BY ME ドラえもん 2』予告編
おばあちゃんの形見のクマちゃんぬいぐるみを見たのび太が、おばあちゃんに会いたくなってタイムマシンで会いに行く話と、なぜ両親が彼を「のび太」と名付けたのか…というのび太が生まれた日の話。
ドラえもん好きなら、大抵の人が知っているであろう有名なエピソードと、大人になったのび太のしずかちゃんとの結婚のエピソード。
これらのお話をベースにミックスし、現在ののび太と大人ののび太が織りなす物語です。
6年前の『STAND BY ME ドラえもん』のまさに続きなのですね。
あの時は「のび太の結婚前夜」がベースのお話でしたものね。
こんなに、そのままの続きなんだ〜とビックリしました。
このシリーズは、リアルタイムでドラえもんを楽しんでいる小さなお子様ではなく、かつて、ドラえもんを楽しんでいた大人に向けたストーリー。
だからでしょうか?(*^^*)
大人になったのび太が住んでいる世界はスターウォーズに出てくる都市のような(言い過ぎ?笑)な未来都市なのに対し、それからたった15年くらい前の現在ののび太を取り巻く環境は、令和でも平成でもなく「ザ・昭和」でしたね。
でも、それこそが原作通りっぽくて、懐かしい感じがして良かったです。
のび太が絡まれた中学生とか、どうみても昭和の不良中学生でしたモン。
スネ夫が遊んでた飛行機のラジコンとかも、ね(^_−)−☆
物心つく前からドラえもんがお友達だった私は、自分が大人になった頃は、大人ののび太が住んでるような凄い未来になってるんだって、ずーっと信じていました。
なので、映画を見てると、そんな子供の頃の気持ちを思い出してワクワクしたり、楽しかったです。
そして。
おばあちゃんとのエピソード。
これは泣きますよね…。
私も祖母を想い出して泣きました。
私の場合、祖母が亡くなったのは大人になってからなので…子供の頃は、このエピソードについては、のび太の気持ちって想像するしかなかったのですが。
祖母も母も亡くなっている今なら、タイムマシンを使ってでもおばあちゃんに会いに行くのび太の気持ちが痛いほど分かって、涙が出ました。
そんなのび太と、未来の結婚式当日ののび太。
この2人が交錯するわけですが。。。大人ののび太、マリッジブルー酷過ぎ!!(^^;
かなり情けない気がするのですが、その悩みは、しずかちゃんの幸せを心から願っているからのこと…と思うと、実に優しいのび太らしいなぁと思うのです。
なんだかんだ言って、のび太はいざという時は凄く勇敢なので(映画版では)、きっと、しずかちゃんを幸せに出来ることでしょう。
そして、訳あって、まさかまさか現在の子供のび太が、大人のび太になって結婚式に出る訳ですが。
見た目は大人、中身は子供。。。
あの結婚式シーンはヒヤヒヤでした(笑)
それに自分の未来の大切な大切なイベントを体験してしまっていいの!?って心配でもあったのですが……そこは、上手くオチがついてて、良かったです。
なるほど、冒頭に出てきた、あのひみつ道具は、この伏線だったのだなぁとニヤリ( ̄▽ ̄)
3Dで描かれるドラちゃん達には賛否あるようですが、私は好きです。
こういうタイプのドラえもんがあっても良いかなぁと思うのです。
懐かしくて、優しい世界でした。
また童心に帰って、ドラえもんを読みたくなりました。
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