懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その33 広島県呉市の民家

2013年02月08日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 広島県呉市

広島市のり周辺に沢山茅葺民家が残っているのを知らなかった。
広島県で茅葺民家の絵を描かれる方が茅葺民家の写真展が広島県上下町の公民館で行われるとの連絡をいただいた。
楽しみで写真展に出かけた。公民館を借りて写真展をやっているのかと思ったら役場から公民館が空いているので二週間催しをやってほしいと依頼があったそうだ。
もちろん使用料金はタダで二週間も使える。
地方の町村の公民館のギャラリーはあるものの使用頻度は少ないそうだ。
我々のところは大違い羨ましい限りだ。倉敷市も岡山市も公共施設は個人のには貸してくれない。二人以上の団体が条件である。
一日7000円出せば個人でも貸してくれるところはある、それも抽選である。

その写真展で広島市の周辺の市町村に茅葺民家が存在しているのを知った。いい情報と刺激をいただいた写真展だった。
それから東広島市、熊野町、黒瀬町、呉市を訪れ茅葺民家を撮影した。
写真は呉市の民家、呉市というと海のイメージがあるが賀茂高原の一角もある。
山間地域の平野部に茅葺民家が点在していた。
この茅葺民家は下屋がなく屋根が大きく見える、西日本では下屋のない家に出合うとうれしい。箱棟の寄棟造りだ。