懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その35 茨城県八郷町

2013年02月16日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 茨城県八郷町(現在は石岡市) 2004.10.11

八郷(やさと)町には立派な茅葺民家が残る。
八郷町は150メートルから200メートルの高台の平地に民家がある。筑波山が近く裏側側から全容が見える。
のどかな田園地帯である。そんな中の民家はどの家も大きいように思う。
昔から豊かな土地で生活は裕福と書いてある。
茅葺民家の中には広角でも納まりきれない大きい民家がある。
民家の大きさは所得とは必ずも一致しないところがある。
能登半島の民家も大きいし津軽地方の民家も大きい。

八郷に訪れたのは茅葺民家の所在を書き込んだ地図を町役場が発行したからである。早速役場に送っていただき訪れた。もう一度行きたいがなかなか実現しない。
茅葺民家の持ち主の氏名、住所が35軒ほど書かれてある。個人情報の管理の厳しい現在ならばこんなのは発行されないであろう。