懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 雪の日の散歩

2013年02月22日 | 茅葺き民家
撮影場所  岡山県加茂町(現在は津山市)

雪が降る中、傘をさして茅葺民家を撮影していたら女性が傘をさして歩いて来た。
女性にこの雪の中、「なにをされているのですか」と聞いてみた。
「散歩」との答え、冬は雪が降り運動不足になるので毎日一時間歩いているそうだ。
雪掻きをしても運動不足になるのであろうか
田舎でも冬場はやる仕事がないのだと思った。
藁を使って縄や筵を編むわけでもなく、大量に漬物や味噌も作るわけでもない。
物は手造りすることもなく店に行けばなんでもそろっている時代である。
田舎の暮らしも都会の暮らしのように楽になっている。
雪で農作業はやることもないしパートなどで仕事にでないと日中は女性でもやる事がないのかと思った。

そんな散歩と茅葺民家を撮らせてもらった。