懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 徳島市の茅葺き民家

2013年09月05日 | 茅葺き民家
撮影場所 徳島市川内町

四国は南九州同様、茅葺き民家の少ないところだ。
残っていても10軒程度であろうか。あとは重要文化財に指定されたものや観光用や宿泊施設や寺院しか残っていないであろう。
徳島県も茅葺き民家は少ない。香川や徳島は藁葺きが多かったので耐久性がなく早々とトタンなり建て替えたのではないか
現在は茅葺き職人もいなく岡山の茅葺き職人が葺きに行くので以前の形と全く違った物になっている。
徳島の茅葺き民家の特徴は屋根が勾配に丸みをもっている。棟には棟瓦を乗せ下屋は本瓦葺きである。
壁は板張りが多い。横に倉庫を持っているが屋根は本瓦葺きである。
こんなのは香川や岡山市周辺でも見られた。
家の周りは槙の生垣で囲まれている。生垣に槙を使う事が多く。赤い実がなるので子供のころはよその垣根になった赤い実をこっそり食べていた。甘い物に飢えていたので甘い実はなんでも口に入れていた。