撮影場所 岡山県倉敷市下津井
四国へお盆の墓参りに帰省していた。家内が運転をするので私は外の風景を眺めていた。帰り道の下津井大橋から見た下津井の風景には昔の屋根の風景は残っていなかった。
これは日本のどの町でも同じであるが
「甍の波の」と唄われた日本の風景がすくなくなった。
町並みも人の目につくところは改装して古い町並みを演出できるが高いところから見るとそのアンバランスが目に付く。もう昔の日本瓦の屋根を見つけるのは難しい。
町並みも男の頭と同じだと思った。上から見られると毛のないのが丸わかり。
今になって思うのは町並みも必ず高い場所から撮影しておくべきだった。屋根などどうでも良いと思ったが時代が経過するとこれほど変化するとは思わなかった。
宮本常一氏の父から教わった10カ条は余りにも有名だが二番目に高い場所から町を眺めて町並みの造りを田畑の造りを見よとある。二ヶ条だけコピペして貼り付け
「民俗学の旅」宮本常一 旅立ちの日に父から授けられた “旅の10か条”
1.汽 車に乗ったら窓から外をよく見よ、田や畑に何が植えられているか、育ちがよいかわるいか、村の家が大きいか小さいか、瓦屋根か草葺きか、そういうこともよ く見ることだ。駅へ着いたら人の乗り降りに注意せよ、そしてどういう服装をしているかに気をつけよ。また、駅の荷置き場にどういう荷がおかれているのかを よく見よ。そういうことでその土地が富んでいるのか貧しいか、よく働くところかそうでないところかよくわかる。
2.村でも町でも新しくたず ねていったところはかならず高いところへ上ってみよ、そして方向を知り、目立つものを見よ。峠の上で村を見下ろすような事があったら、お宮の森や目につく ものをまず見、家のあり方や田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目を引いたものがあったら、そこへは必ず行って見ることだ。高いとこ ろでよく見ておいたら道にまようようなことはほとんどない。
四国へお盆の墓参りに帰省していた。家内が運転をするので私は外の風景を眺めていた。帰り道の下津井大橋から見た下津井の風景には昔の屋根の風景は残っていなかった。
これは日本のどの町でも同じであるが
「甍の波の」と唄われた日本の風景がすくなくなった。
町並みも人の目につくところは改装して古い町並みを演出できるが高いところから見るとそのアンバランスが目に付く。もう昔の日本瓦の屋根を見つけるのは難しい。
町並みも男の頭と同じだと思った。上から見られると毛のないのが丸わかり。
今になって思うのは町並みも必ず高い場所から撮影しておくべきだった。屋根などどうでも良いと思ったが時代が経過するとこれほど変化するとは思わなかった。
宮本常一氏の父から教わった10カ条は余りにも有名だが二番目に高い場所から町を眺めて町並みの造りを田畑の造りを見よとある。二ヶ条だけコピペして貼り付け
「民俗学の旅」宮本常一 旅立ちの日に父から授けられた “旅の10か条”
1.汽 車に乗ったら窓から外をよく見よ、田や畑に何が植えられているか、育ちがよいかわるいか、村の家が大きいか小さいか、瓦屋根か草葺きか、そういうこともよ く見ることだ。駅へ着いたら人の乗り降りに注意せよ、そしてどういう服装をしているかに気をつけよ。また、駅の荷置き場にどういう荷がおかれているのかを よく見よ。そういうことでその土地が富んでいるのか貧しいか、よく働くところかそうでないところかよくわかる。
2.村でも町でも新しくたず ねていったところはかならず高いところへ上ってみよ、そして方向を知り、目立つものを見よ。峠の上で村を見下ろすような事があったら、お宮の森や目につく ものをまず見、家のあり方や田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目を引いたものがあったら、そこへは必ず行って見ることだ。高いとこ ろでよく見ておいたら道にまようようなことはほとんどない。