懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

今年の夏は過ごしやすかった。

2014年08月30日 | 日記
歳をとると猛暑はつらい。今年の八月は二つの台風とその後の長雨でいつもの年の猛暑がなかった。夜寝るときクーラーを使ったのは3日だった。扇風機で事足りた。
家でぶらぶらしている者が昼間にクーラーも付けられず扇風機で暑さわしのいでいる。
住んでいるところの周りは田圃なので風はよく入る。
2013年と2014年の八月の岡山市の気温と雨量を比較してみた。

2013年雨量41mm、平均気温29.3℃ 最高気温平均34.1℃、最低気温平均25.4℃

2014年雨量263mm、平均気温27.1℃、最高気温平均31.8℃、最低気温平均24 .4℃

今年の最高気温は34.8℃、昨年は37℃超えが5日もあった。
8月に入り2週間台風12号、11号の影響で風もあり長時間雨も降り気温の上昇が抑えられた。台風通過後は太平洋の高気圧が強くなるとおもいきや日本列島に前線が停滞して集中豪雨の大きな被害が各地で起きた。
今年は何故太平洋の高気圧が発達しなかったのか七月の8号から三つの台風が長時間太平洋の水蒸気を吸い上げ撹拌したので海水温度の上昇が押さえられたのではないかとおもう。
それと今年はインド洋や東南アジアからの雨雲が活発である。私は気象衛星の画像とアメダスの降雨情報を見るのが日課になってしまった。
これはいつまで続くのか秋雨前線の頃まで続けば豪雨が心配だ。
気温のためか稲の穂が出るのが遅れている。

懐かしい物 町屋の風景

2014年08月30日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市天城


昔ながらの町並みに町屋が残る。
昔の町並みはその地区の中心地であった。近郷近在の人はそこへ買い物に来ていた。
歩いたり自転車で行ける距離だった。
通りに面したところは町屋と呼ばれ商売や家内産業をやっていた。
サラリーマンや職人の多くは長屋や郊外の一戸建てにくらしていた。
家内産業は鍛冶屋や豆腐屋、畳屋、仕立て屋などであった。
私が古い町並みを撮っていた昭和40年にはそんな姿は消えていた。
昭和30年代の写真ならばそんな様子が分かる。

私が倉敷に転勤で来た頃の倉敷の美観地区は店も消え住んでいる人は勤め人であった。
車社会になりスーパーの郊外進出、土地の安い駐車場のたっぷりある店舗に客は集まった。
車社会とともに町屋の機能は失った。
機能は失ったもののこんな町屋の風景は懐かしさと落ち着きがある。
格子にナマコ壁、虫篭窓