懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 島根県瑞穂町の民家 モノクロ

2015年01月22日 | 茅葺き民家
島根県瑞穂町は中国山地を越えて浜田道沿いにある。
山間地だが高速道路が走っているので私のところから三時間もかからない。
茅葺民家も少ない地域だが道のあるところ人の住んでいるところは走ってみる。
意味もなく無駄走りも多い。
冬は雪も降るし戦後人口流出の多かったところだ。
石見町の日貫というところに保存家屋がある。それを撮影に行く途中に茅葺民家を探す。
まず二度と来ないであろうと思った。断魚渓という渓谷に立ち寄った。
日本国中、これからどう変化していくかテーマを持って歩けばよいがこれから寿命や身体的なハンディを考えると新しいテーマは思いつかない。
私には茅葺民家しかないのである。
写真は瑞穂町にあった民家、このあたりは棟の下の屋根の上層部を厚く葺くようだ。
現在は石見町や瑞穂町などが合併して邑南町になったようだ。

この夜は浜田市まで足を伸ばし泊まる。
ここの奥さんが浜田漁港で魚を買う時は観光センターではなく少し離れた卸市場で買うと安いと教えてくれた。業者や旅館の人が買うのだが一般の人にも売ってくれる。
観光センターより三割、四割安いと思った。