懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物  ふごを持つ女性

2015年04月02日 | 懐かしい物
竹や縄、藁で編んだ運搬用具を「ふご」とよぶのだそうだ。
字はこのように書く「畚」

まだ大切に使い現在も使っている人もいる。
どちらかというとアンティーク好みの人がインテリアに使う事が多い。
ネットオークションを見るとよく売りにだされている。
観光地に行くと民芸品として中国や東南アジアで作られたのがうられている。
実用品とは本質的にちがう。

広島県熊野町で茅葺き民家を撮らせてもらっていたら奥さんが草刈りを終え還るところを撮らせてもらう。

合成樹脂のない時代は天然にある材料を編んだり織ったして紐状、布状、袋状にして道具を作った。容器も木や陶器、ガラスで作った。
戦後、合成樹脂が大量生産され紐でも布、シート、パイプ、バケツ、タンクなどの容器、板、食器も安価で容易に作る事ができる。