懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 寝台特急 瀬戸

2015年04月28日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県玉野市宇野駅

国鉄宇野線の宇野駅にブルトレを牽引するEF65500番台を撮りにいった。
余談ですが玉野は宇高連絡船が無くなり活気が失われた。
玉野の名前は玉と宇野が合併して生まれたそうだ。
介護に行っている時に玉野のから実習にきていた若い女性がまたお邪魔しますと言うので
「たまのお越しを」とオヤジギャグで返したこともあった。

操車場の隅にヘッドマークを付けたまま停車していた。
あの頃でも鉄道マニアの盗人は沢山いた。よくぞ盗まれなかったものだ。
急行ニセコの行き先表示板など何百枚も盗まれた。最後は段ボールの板にマジックで書いていた。
鉄道のオークションは盗品と模造品が沢山あると思う。
盗品であろうと模造品であろうと本人が満足できればそれでもいいのですが。
プレートナンバーなど単純な構造なので真鍮の鋳物で枚数か作れば数万円で造れるであろう。
やらないのは製作者のモラルであろう。中国で作ればもっと安くできる。
模倣するにも元のプレート自体が本物かどうかの確証がない。

寝台特急瀬戸は宇野と東京を走っていた。まだ瀬戸大橋は着工もしていなかった。

夏場ならば下りのブルトレ瀬戸が撮れたのに撮影にも行っていない。
あの頃の物は駅舎、電車何を撮っても懐かしい風景になってしまった。
その時は極普通の風景でこれが懐かしい風景になるとは想像できない。
ブルトレが無くなる事、EF65が無くなることは想像できなかった。
永遠にこんな列車は走り続けると思った。
これから50年も生きる人はこれから時代がどう変わるのか、どの分野が顕著に変わるのか注意を払い投資するなり趣味の写真をして下さい、。