懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 島根県吉田村の民家 モノクロ

2015年04月08日 | 茅葺き民家
吉田村は我々の住んでいるところからいささか遠い。一般道方道五時間コースだ。
行き帰りだけで10時間を要する。
四時に起きて帰りつくのが21時か22時のスケジュール
吉田村は中国山地を背に持つ、現在は雲南市になっている。
奥まった地域なので昭和が遅くまで残っていた。
民家も景観も私好みの懐かしく落ち着いた風景だった。
しかし、茅葺き民家が消えると周りの風景も懐かしさを失う。
今は高速道路が縦断した。随分近くなったが懐かしい風景は遠くなっているのではないか

下屋のない葺き下ろし民家が山間に現れた。
おもわずいい風景だと思った。挨拶に行ったが誰もいない。
玄関も窓もすべて開放である。田舎では都会のマンションのように鍵もかけない。
某国では窓はすべて鉄格子を入れないと泥棒が入る。日本の民家はガラス窓で簡単に泥棒が出来るという。