懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

2016年茅葺写真展 花のある風景 その2

2016年10月03日 | 2016茅葺写真展
今回は彼岸花、最近は鮮やかな赤に見せられて彼岸花を撮る人が増えた。
彼岸花の咲く川ぞいなどカメラを持った人でにぎわう。
埼玉の巾着田は維持管理の協賛金をとるところもある。
ナニコレ珍百景にでた愛知県半田市の矢勝川の堤防はすごい1.5キロ200万株の彼岸花、シーズン10万人が訪れるという。
私は仏さんの花で毒があり触るなと言われていた。最初は彼岸花を撮るのも抵抗があった。

彼岸花は冬から春一杯、葉がありでんぷんを蓄え夏眠して秋の彼岸の頃に花だけが伸び花が咲く。
春に一斉に花を咲かせ夏眠に入るスプリングエフェルメと呼ばれる水仙やチューリップ、カタクリやイチゲの仲間とは花の時期、咲き方が違う。
キツネノカミソリという花がある、山間部の道路脇で見かける。あれも彼岸花科で彼岸花と同じ時期に咲く花茎に毒がある。。

彼岸花は冬から春にでんぷんを作るので雪の多いところは生育できない。
秋田や青森にネットつながりの知り合いがいるが彼岸花は全くないという。
秋田の人は茅葺民家を撮る。球根を買って民家の近くに植えて写真を撮ったが翌年は花が咲かなかった。青森の人は花が好きな女性で茅葺民も撮る。球根を買って植えたが2年すると姿を消すという。あの赤い 彼岸花の群生を一度は見てみたいと言っていた。

彼岸花はどのあたりまで咲くのではあろうか、9月の頃は余り旅行をしないのでネットで見るしかない。東北も福島、宮城の太平洋側は咲くようだ。日本海側はどうであろうか富山くらいのものか、新潟は竹林もないのでないようにおもう。

撮影場所は大分県天瀬町、平野は少なく山の上の台地で農作業をしている。
大分県は火山県である。国東半島から鶴見、由布、久住、阿蘇にかけて火山が続く。
当然、温泉も各地にある。天瀬にも天瀬温泉がある。
久住や熊本県の小国町に向かう田舎道沿いに鄙びた温泉が並んでいる。

兵庫県三木市


キツネノカミソリ