懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

一億総猫かわいがり

2016年10月27日 | 日記
昨年末の読売新聞に 一億総ネコかわいがりのタイトルの記事があった。

空前の猫ブームで猫の番組、本がよく売れている。
岩合さんの写真集がブームを誘ったのか
各地のネコ島や猫のいる寺がブームになっている。

我が家にもネコがいる。
四国の義母の入院している病院に一時間置いてあった時にエンジンルームに入ったようだ。
畑で干し柿にする柿を収獲している時に猫の鳴く声がした。
ボンネットを開けても逃げださない。奥の狭いところに逃げ込んだ猫を二人がかりでやっと捕える。捕まえたらガリガリの猫で逃げる気力もなく抱かれて帰る。
うちの車に乗り込んだのもなんかの縁で飼うことにした。
あのままでは冬は生き延びることはできなかったであろう。
野良猫は生き延びても三年、四年の寿命だそうだ。


名前はボンネットに入っていたのでボンと名付けた。
しかし、野良の時に追いかけられていたのだろう。子供や男を怖がる。いまでも気を許すのは家内だけだ。家内の背中や肩に乗るのが大好き。
ネコも家で飼えば15年は生きるだろう。我々より長生きしそうだ。
こんな時は餌代やトイレ砂代を10万円位付けて遺言にしておくのだそうだ。




日本茅葺紀行 NO,323 山口県川上村

2016年10月27日 | 日本茅葺紀行
晩秋の川上村(現在は萩市)

晩秋の山間の村を茅葺民家を探して行脚
こんな一軒一軒撮影した結果が4500軒になった。
健康であればもっと各地、各国にも足を伸ばし撮影できたと思う。
茅葺民家撮影といいながら消えゆく日本の農村風景の撮影であった。
5年もして訪れたらもう無くなった風景になったであろう。
山の紅葉、柿の実、夕暮れは寂しい。
この時はどこに泊まったのであろう思い出せない。

私も家内も同じ医院に通っている。そこの先生(女医さん)が私も家内も大病をしているので人生の記録をまとめて置いたらとアドバイスしてくれた。
私はノートに手書き日記やパソコンに日々の記録をExcelの表に記録しているが家族の事や家内の事をほとんど書いていない。自分の事やイチローの安打、ボクシング試合結果ばかりである。男は薄情なものである。こんな日記ノートは150冊もあるが死ぬ前にはゴミにだしたい。

夫婦の記録をまとめても誰が読むだろうか。子供も読まないと思う。

写真とヒヤリングで代行で一家の暮らしを写真入りで編集してくれるサービスがある。

する気があればスキャナーで読み込み編集くらい自分でするがなかなかやる気が起きない。

相田みつお氏の詩に「そのうち」があるこれにならないようにしたいなあ。

「 そのうち 」


そのうち お金がたまったら
そのうち 家でも建てたら
そのうち 子供から手が放れたら
そのうち 仕事が落ちついたら
そのうち 時間のゆとりができたら

そのうち……
そのうち……
そのうち…… と、
できない理由を
くりかえしているうちに
結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
頭の上に 淋しい墓標が立つ

そのうちそのうち
日が暮れる
今来たこの道
かえれない