懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,520 広島県旧吉舎町

2019年08月03日 | 日本茅葺紀行
裏山が竹林である。タケノコの採れる孟宗竹の様だ。竹はドンドン根を張り家の下にも伸ばしてくる。そうならないように幅5メートル深さ50センチは根を掘って侵入を防ぐ必要がある。
歳を取ると根堀り大変な作業だ。
洗濯物は市販の物干ざおを使っている。孟宗竹は太いし重いし物干には向かない。
物干は真竹だ。竹は長年使うと汚れが洗濯物に付く。真竹の物干は玉ねぎほすの使うくらいか。
田舎は寂しそうな風景だ。夜中になればいろいろな動物が出てくるのだろう。
都会の喧騒の中に住む人は静けさに落ち着かないだろう。 
飲み屋は無いし遊び場は無いし面白くないだろう。
一方田舎の人は都会の喧騒にはお落ち着かない。住めば都で人間は楽しみを探し順応出来るものだ。