山際の古い茅葺民家
人は住んでいないようだ。風景が寂しい。
何世代もこの民家で人は暮らしたと思う。子供は一時間以上歩いて学校に通ったのであろう。
子供も農作業を手伝わされた。
収入の低さと重労働で農業と故郷を捨てた。
茅葺民家で無くとも人の住まない廃屋の増えている。
田舎の家は売ってもたいした資産価値もなく家の解体費用を考えるとタダの物件もある。田舎暮らしの好きな人は定年後退職金を投入して田舎で家を建てたりリフォームに大金を掛けるのは得策でない。
タダでくれる物件を探すか借りても家賃は1万円までだ。
定年後はいつまで夫婦が元気か分からない。歩けなくなったら田舎では困る。