うなぎ、アナゴ、ハモ(鱧)
今日は土用の丑の日
夏は長い魚が旬だ、うなぎは今年、安かった。まとめて買ったので一本700円だった。
中国産のウナギが出回り日本うなぎの稚魚が枯渇しかけたことがある。
あの頃の中国産のウナギを食ったら臭い味がする。あれからウナギが嫌いになった。
世界各国のウナギの稚魚を使うので中には臭みの強いうなぎもいる。
中学、高校生になるとウナギは川に獲りに行っていた。ミミズの大きいのを付けた穴釣りかヤスで突いた。川漁師がいたので竹筒などは沈めと叱られる。
天念ウナギも特有の臭みがある。臭いを消すために山椒を振るのかと思う。
NHK小さな旅を見ていたら大阪淀川の河口の川漁師がでてきた。これで生計が立つのだ。
大きなウナギが沢山獲れるのだ。天然ウナギは高級料亭が買い取ってくれる。
結構獲れるので淀川ウナギとして宣伝しようかとしたらストップが掛かる、新聞に
載っていた。日本うなぎは準絶滅危惧種にしようとしているのに売り出したら資源が枯渇すると、食べられるのは金持ちだけでよい。庶民が食べだしたら枯渇するのか?
天然ウナギは水温の下がる11月がくると餌を食べない。鯉フナも冬場は餌を食べない。 ウナギも痩せているので美味しくない。養殖は水を加温しているので一年中食べられる。
穴子は今も結構獲れているのか手頃な値段で食べられる。岡山には祭り寿司というバラ寿司がある。寿司飯が見えないくらい具が乗る。鰆の酢で締めたの、タコ、ガラエビ、赤貝、穴子がたっぷり、錦糸卵、青い物、シイタケ、10人家族だと穴子を10匹以上
岡山は穴子が好きな所だ。巻きずしにも穴子が入っている。
NHKの小さな旅で横浜市の子安漁協の穴子獲りをしていた。大きな江戸前穴子が獲れるのだ。20代の若者もいて漁師で生計が立つのだ。漁業権は放棄し補償は貰っているので網は使えない。筒を使った穴子は獲れるのだ。漁港近くで穴子の天丼に人気があるそうだ。
鱧(はも)、京都は夏には鱧料理だそうだ。小骨ばかりで関東の人は余り食べないそうだ。
京都では高級料理と言うが、そんなの思った事がない。大阪湾、紀伊水道で沢山獲れる。山陰で2メートル超えのを獲ったとヤフーニュースに載っていた。一メートルを超えると骨切りしても骨が口に当たるだろう。子供の頃は安かったので、よく料理に出たが美味いと思わない。大人にならないと分からない味だ。
家では湯通しやスマシに入れる。あとは天ぷら、かば焼きは穴子の方が美味しい。
徳島県は沢山獲れるのでスーパーも300円から400円で売っている。鱧の天ぷら350円