懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 京都府旧美山町の民家

2020年07月23日 | 茅葺き民家
美山町の西側の地域、大野ダム周辺には母屋の横に老人隠居部屋か便所か別棟がある。4軒ほどこんな民家を見た。
東北ならば曲がり屋構造だし関西地区ならL字型の角屋づくり、東海地方の二棟が造りが関連がある。
私は民俗学の調査のような、民家の研究には余り興味がなかった。
だだ、消え去りゆくであろう、茅葺民家を探し歩き、老後のライフワークにしたかった。
それでも途中で知識を増やすため、民家や民俗学の本を100冊書いている先生宅に葡萄を持ちお邪魔して三時間話を聞いたことがある。郷土食や作業着や着物の本も農具民具の本も書いているので私立大学で教えていた。
そうしたら本を四冊くれた。今からでも民俗学会に入会したらと案内をもらう。60歳が近かった。しかし、歩行の障害が手始めていて参加は見合わせた。
案の定、フィルドワーク出来る身体でなくなった。
化学工場で働いて60歳の人間が、民俗学会に入っていいのですかと聞いたら、大事なのは興味と情熱だと言われた。あの時にに民俗学会に入っていれば
若い人たちから刺激を受けていたであろう。

今のトマト、キューリは空洞がない

2020年07月23日 | グルメ
今のトマト,キューリは空洞がない。
 
昔、食べていたトマトやキューリは、種の周りには空洞があった。 
昭和の終わりごろの新聞にトマトやキューリをサラダやサンドウィッチ、ピザ、のために穴のない実を作ってほしいと要望がある。特にトマトは輪切りにすると種の部分が落ちて綺麗でなかった。
現在のトマトの品種の桃太郎などは、びっちり果肉が詰まっている。
キューリもイボイボの沢山ある昔の品種は種周りに空洞がある。
種の周り空洞は猛暑に種が死滅しないための断熱である。
ゴーヤ、瓜、オクラ、ピーマンは種の周りは空洞である。
ナスやスイカは空洞がないがスポンジ構造の果肉だ。
夏野菜は水に浮かべると浮く。
水に浮かべて浮くのは浮いた部分の体積は空気である。
学校で習ったアルキメデスの原理である。
 
人間は自然界の摂理も変えてしまい。トマトの桃太郎は夏の栽培は素人には難しい。キューリは長雨には弱い。ハウスの農家の人は上手く作るが。
デンマークは豚の生産が盛んでベーコン、ハムがEU輸出。肉を沢山取るために胴の長い豚を作ったら奇病で死ぬようになった。自然の摂理を無視した品種改良は罰が降りる。
豚は中国に原種に近い雑食性のを掛け合わせて病気に強いのを品種改良。
連作障害のジャガイモは原産地のアンデスの高地の品種を掛け合わせるそうだ。