写真クレソン あるところには群生している
水辺に育つ食べられる植物としてクレソン、芹、梅花藻を紹介します。
1.クレソンはオランダ辛子と呼ばれる。
ビリッと辛みがある。焼き肉に巻いて生で食べる
明治時代になり上野の洋食の食堂で栽培していた、種が不忍の池に流れ全国に広がり野生化したそう。アブラナ科で西洋からし菜、菜の花同様、繁殖力が強い。
刈ったクレソンを水に浸けておくと6日で根がでてくる。
常に流れている小川の砂のあるところに生える。
5月から6月に白い花が咲くので分かる。
蛍の飛ぶ小川で目にする。
湯布院の金龍湖(湧き水)の長い排水路に沢山生えていた。夜になると蛍も飛んでいた。
2.芹 綺麗な小川の岸部に生えている。
芹、ナズナの春の七草 冬から春に食べられる。秋田のキリタンポには欠かせない。
秋田の人は根まで鍋にいれる。秋田の田舎を走っていたら男が4人、側溝の掃除をしているのかと思いきや芹を取っていた。山水が常に流れるのか。
余り注意して見なかったが湧き水の所に多い。8月に白い花を咲かせる。
どこにでもあるものでない。
3.梅花藻 湧き水の水温の低いところに生える藻。7月に梅のような花を咲かせる。
梅雨の末期の蒸し暑い頃に冷水に咲くので清涼感がある。
滋賀の醒ヶ井、静岡、柿田川、山梨の忍野八海、阿蘇の白水の湧き水の排水路には
沢山生えている。岡山県の蒜山地方の用水には沢山ある。
蒜山地方の郷土食には、これを白あえ、味噌汁の具にいれたりして食べる。
私も持ち帰り試しに食べようとしたら家内が金魚草みたいでいやだという。
金魚草には花は咲かない。これは梅花藻だ。
他人のブログを見ると、余り美味しいものではないとかいてあった。
健康ならば岡山県を走破してクレソン、芹、梅花藻のある場所マップを作ったのだが。
ブログを見ていたら多摩川でクレソン、芹を探すというのがあった。
あんな大きな川にあるのかと思ったら少しはあるようだ。二子玉川あたり
世の中にはこんなの探す好き者がいるのだ。