懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 炭焼き風景

2018年02月04日 | 温泉
撮影場所  岡山県旧旭町

カメラを持ち走ったことのない道を訪ね歩く。懐かしい風景に出会えばシャッターを押す。
炭焼き小屋がありここで炭をやいている男性がいたので撮らせてもらう。
くぬぎやナラを原料にするが家庭でバーベキューにする炭なら建物の廃材で十分だ。
杉でも松でも木には違いない。建築廃材でも炭はちゃんとできる。
子供の頃は炭や豆炭練炭の時代だった。換気をしないで一酸化中毒で毎年犠牲者がいた。

炭は長い時間かけて加熱して蒸し焼きにする。酸素を多く入れると燃えだすので最小限にする。
木の水分や水素が燃え炭素だけ残った状態が炭である。

地球が生まれた時は大量の炭酸ガスに覆われていた。
炭素から生物が生まれ動物や植物が生まれた。
生物の根幹は炭素であり地球上の炭素は次の命にリサイクルして使いまわしている。

化石燃料を使い過ぎてCO2が増えて地球が温暖化するというがどうか炭酸ガスは植物動物も育てるが海のサンゴ礁や貝や魚にも必要である。陸上も海中にも吸収する力を持っている。


茅葺民家 モノクロ 岡山県旧賀陽町の民家

2018年02月03日 | 茅葺き民家
賀陽町の椿という集落がある。メイン道路から数キロ入った集落でまだ茅葺き民家も残っていた。奥まった集落は人の出入りが少なく時代が10年.20年立ち遅れている。
そこが懐古好きにはたまらない風景が残されている。

本来は撮影に行った折にいろいろ会話をして土地の面白い話を仕込んでくるといいのだが
撮影した当時はブログなどが発達するとは思ってもいなかった
地域に残る面白話、地域の産物、暮しや昔の生活、
介護に来ている85歳くらいの女性は一日しゃべっているが同じ話がすくない。次から次へと話題があるものだ。周囲の人に聞くと世間話のネットワークをもっていて話を仕込んでいるようだ。話をしているので脳を絶えず使っているので惚けない。
一度この婆ちゃんに弟子入りしてみようかと思う。ジジイに婆ちゃんと言われとうないわと言われそう。

しかし、よく喋っていた人でもアルツハイマー型や脳に障害が出ればどんどんボケてくる。

ブログの投稿ネタを探すため毎日、写真ネタと話題のネタにアンテナを張る生活は脳の活性化にいいと思う。


日本茅葺紀行 NO,425 山形県白鷹町の民家

2018年02月02日 | 日本茅葺紀行
しっかりした茅葺き民家、茅葺き民家探訪している人のホームぺージでこの民家が解体されたという記事を見た。

東北山形に行ったときに白鷹町を訪れた。やはりこの民家も解体されていた。
中山地区には10軒以上の茅葺きがあった解体されたもの痛んで無住の家がふえていた。

高齢化、過疎化、限界集落、空き家、人口減少、日本の社会的問題が感じられる。
茅葺き民家を撮り始めた頃はそんな事は考えもしなかった。

所さんの大変ですよという番組で土地付き民家がタダという番組があった。
今や800万戸の空き家のある日本、これから2000万戸に増えるという。
地方に行くとタダでいいからあげますという物件が増えている。解体して更地にすれば売れるが古い建物があれば田舎では売れない。
田舎でも新築に住みたいものだ。
住んでいた人が家財道具を残したままの家なので片付けリフォームして使っている。
都会の家賃を考えれば畑もありネットで仕事しているので楽になったと言っていた。

私も茅葺き民家の撮影で膨大なフィルムやCDにデーターを残してきた。これからの時代の変化に興味がある。
50年後、100年後に時代がどう変わっていったか後々の人が調査できるよう撮影場所と時代が分るように整理しておかないといけないとおもっている。


株式バブルは訪れるか?

2018年02月01日 | 日記
バブルは訪れるか

日経平均が三万円、四万円になるという記事が多くなってきた。
一方ニューヨーク市場は史上最高値が続いている。ニューヨークはまさにバブルだ。30年前に比べると14倍に株価がなっている。米の個人資産7000兆円

日経平均にバブルがくるのか気になるところだ。
ニューヨークが余りにも高くて強いので暴落を懸念する記事も多くなった。ブラックマンデーも世界恐慌も突然の株の暴落で起きた。

1990年の日本のバブルを再度見てみる。
株価は10,000円から38,957円 PER(株価収益率 一株当たりの利益の何倍まで買われたかの指標) は80倍 通常は15倍まで)まで買われた。バブル期は異常な買われ方だ。
土地は400%上昇しアメリカ国土が四つ買える価格まで上昇
バブル崩壊で土地と株で1400兆円が消失した。国民の金融資産くらいの金が消えた。

歌手の千昌夫は2000億の資産家と言われがバブル崩壊で3000億の借金が残ったといわれているがどう清算したのか。(金を貸していたい銀行は倒産し減免1.5億の支払いで清算)
戦後の苦しい復興期からコツコツ貯めて築あげた財産をバブルで失ってしまった。個人も国家も成り上がり思い上がりは駄目になる。日本人は何て馬鹿なんだろうと思う。太平洋戦争で神風を信じ繁栄で土地神話を信じた日本人、もう一度、国家財政破綻で政府に騙されるように思う。破綻しても暴動を起こす事も無く打たれ強い国民だから立ち直ってきた。

バブルで誰が損をした。金を貸した銀行、煽り立てた証券会社、財テクをやった企業、不動産屋、遅れて財テクをやった個人、バブル期に土地マンションを買った人、会社の倒産した人、崩壊後、超氷河期の若者。しかし、ほどほどのところで売却した人は儲けている。
バブルの後遺症はバブル崩壊後の若者が亡くなるまで2050年まで続く。
家内のいとこは山一證券に勤めていて貯金や持ち株会の株式で評価額が5000万円あり一回のボーナスが300万円といっていた。女子社員でも300万円のボーナスとびっくりしていた。
しかし、倒産で株式は紙くずになり解雇で退職金もなし。結婚もせずである。

日本の株式にバブルは来るか?
民進党の頃は円高で株はバブルのあとの最安値の7000円割れ。
安倍内閣になり円安、株も日経平均は三倍に上昇した。
この上昇で過去に買って塩漬けにしていた個人が2017年に売ってきた。塩漬けの救済相場でもあった。

1990年のバブルは日本だけのバブルであった。買うのも日本の機関投資家や企業、個人が多かった。アメリカのニューヨークの株式は1,600ドルだった。現在は26,600ドル完全にバブルの領域だ。
現在は世界各国の株価が高い。ニューヨークが10,000ドルも下げたら世界の株式が混乱して落ち着くのに1年、2年かかる。
日本は日銀も年金機構も大量に買っている。外人の買いで上昇しているように言うが買いが増えると外人は売ってきて利益をあげている。
暴落になればプログラム取引でハゲタカの様に売り浴びせる投資家だ。
日本の日銀や年金機構は何十兆円と金が大きいので売ると一気に下がる。こんなに買ってどんなタイミングで売るのだろうか
バブルの時は馬鹿の様に株を買い騰がった今の株式相場はそんな熱気はないように思う。疑心暗鬼になっている人が多い。

株価が四万円になるには
1.国民を狂わせるスローガンが必要で個人はタンス貯金を引きだし企業も馬鹿になって買う会社がある事。
2.世界の株式が今後二年間暴落もなく維持すること。
3.外人の売りがないこと、(外国のファンドは利益をださないといけないので裁定買い残や信用買い残が増えると売ってくる)
4.大きな地震が来ない事

日銀や年金機構はどこまで買ってくるか外人が売り半値以下になった株券を持ち続けるように思う。
日経平均は3万円以下で天井を打ったほうが痛手もすくないのではないかと思う。株も楽に儲かるものでない。日経平均も一万円以下で買えば儲かるが1.5万円、二万円になって買ってももっと騰がると欲をだし利益を出ても売らず塩漬けにしてしまう。
株式は柿の木だなあと思う。柿の実が熟して食べられるのは一年のうち三週間、あとは葉もない時期、葉がでても実の無い時期、実がついても食べられない時期、365日のうちの20日しか美味しいときがないようにおもう 。葉の無い時期に株を買い食べられるようになり株を売るのが一番堅実で確実だ。

蒸気機関車 日豊線佐土原

2018年02月01日 | 蒸気機関車
撮影場所 宮崎県佐土原町 日豊線沿線

C57の牽引する列車が来ている。
貨物か客車か見えない。下手な撮り方だ。
貨車か客車も撮れるようにカーブの内側から撮るべきだ。
平面から撮るのも迫力がない。少し上から撮れはまた変わった風景に見える。
平坦地なので煙もすくない。

バックの民家も町が近く今の民家とそう変わらない。
45年経過して古ささを感じない周りの民家も古臭い場所を探して撮るべきだった。

SLブームの頃は撮影地のガイドブックがあり確かに素晴らしい撮影ポイントであるがみんなが同じ場所で撮ることになる。一度は撮影ポイントで撮りあとは自分で探してみる事だ。