懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

アオサ 海藻

2021年04月15日 | グルメ
回る寿司でアオサの味噌汁を何度か頼んだ事がある。
ワカメのような食感だ、香りは磯の香だけか。

5月頃、海藻を二人で採っていた。土嚢袋に海藻を収穫して水切りをしていた。
この海藻は何んですか、何に使うのですかと聞いた。アオサでフリカケの海苔や味噌汁の具に使う。酢の物、煮物、天ぷらもできる。
ネットで調べると日本全国どこにでもある海藻だそうだ。

干潮に行くと岩の上に浮いて海藻
海苔もワカメもアオサも冬場に生育して6月には胞子を出し腐る。
アオサは腐ると網に掛かったり厄介ものだ。
横浜市の金沢区八景島の海岸に大量繁殖して活用がないか検討しているそうだ。

あおさ、青のりはお好み焼きのフリカケに使うが青のりが高く匂いもよい。
青のりは汽水域、アオサは海にある。
青のり採りは子供の頃に岩場に採りにいった。乾燥させて餅つきに入れ青のり餅を作った。

瀬戸内海の海苔も色落ちがある。窒素やリンの量が減っている。下水処理場の水質が良すぎて栄養分が減っている。水質を悪くして窒素リンの量を増やす実験をしていた。昔は舟の肥え樽から尿を散布していた。日本は人の尿を散布することはないが、韓国海苔には尿散布のところもあるそうだ。

海の物も山野の物も食べられる物を探し、食してみるのは年寄には刺激になる。

蒸気機関車 花輪線龍ケ森の8620型機関車

2021年04月15日 | 蒸気機関車


花輪線は旧東北線の好摩 岩手県と秋田県の大舘を結ぶローカル線。
途中に龍が森という機関車泣かせの峠がある。

現在はこれに並行して東北自動車道が走る。
龍が森の地名標識が出てくるが、車では100キロのスピードで一気に抜ける。 
以前、この近くの安比高原の民宿で泊まった。秋だったこのシーズンはオフシーズンで一泊2食付きで7,700円だった。スキーシーズンの冬は料金が11,000円と書いてあった。
若い女性客が三人で来ていた。ネットで知り合い今日初めて会うオフ会だそうだ。私は相手が女になりすましの男だったらどうするのと聞いた。電話で何回も話しているので大丈夫と言った。民宿に泊まり地方、地方の食べ物を食べ、土地の人との会話が楽しみだ。

8620型蒸気機関車は大正時代の機関車だ。盛岡機関区の所属だ。

花輪線の路線の名前は途中の花輪という地名から付いている。
国鉄時代の路線の付け方にはいくつかのパターンがあり調べてみた。

  1. 旧の街道名を使った
東海道線、山陽線

  1. 地方名を路線にした線
山陰線、東北線、奥羽線、北陸線、房総線、宗谷線

  1. 途中の都市を路線名にした
呉線、花輪線、七尾線 高山線、福知山線、木次線

  1. 始発(終着駅)を路線名としたもの
鹿児島本線、長崎本線、函館本線、根室本線など

  1. 線路の両端の駅を合成し線路名にした
八高線(八王子-高崎)、福塩線、米坂線、釧網線、姫新線、五能線(五所川原-能代)

  1. 旧国名結ぶ路線で合成した線路名にしたもの、これが結構多い
日豊線(豊前-日向)、肥薩線、予讃線、土讃線、芸備線、伯備線、播但線、紀勢線(伊勢-紀伊)、信越線(信濃‐越後 。上越線(上野‐越後)、磐越線、羽越線、常磐線(常陸‐磐城)、総武線(上総-武蔵)

中央線はどこに入る? 中仙道沿いだが終点が京都でなく、名古屋なので日本の中央を走るので中央線にしたのかな?

懐かしい物 木の半鐘

2021年04月12日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧加茂町

茅葺民家の撮影の傍ら、木の半鐘や木の橋を撮影した。
昭和40年代ならば、残っていたが時代はもう平成だった。
木の半鐘に出会えば儲けもので撮影した。見つけたのは30基くらいか

携帯電話をみんなが持ち、半鐘が無用の長物になった。
しかも、高齢化過疎化で手のある内に木の半鐘は撤去が進んだ。
北京五輪に鉄や金属が高騰して、側溝のグレーチングが盗まれたり鐘が盗まれた。半鐘の鐘も外され公民館に収納された。

通信手段の進化が早く、子供の頃の設備は陳腐化していく。

ウドン喰うかい

2021年04月11日 | グルメ
ウドン喰うかい

うどんのギャグに、こんなのがある。
うどんは空海が中国から持ち帰った。ウドン喰うかい(空海)

ウドン含むコナモンは本来、ケ(日常)の食べ物 ケとは穢れ(けがれの意味)

白米が貴重で粉物は代用食だった。ハレの日は白米や寿司を食べた。
ハレとは祝事(正月、結婚式、成人式、祭りなど)ハレの日に着るので晴着の言葉が残る。

ここ30年は米食より粉物に人気が集まり、B級グルメだとかパン食、カップラーメン、中華ラーメン、パスタ、ピザ、お好み焼き、うどん麺類で米の消費は半減した。
米の個人消費量1962年 115キロ 2019年53キロ
現に私も朝はパン 米は夜だけの日もある。それも茶碗一杯
若い人は白米がそんなに貴重という感覚はない。粉物の方が好きで美味しい感覚さえある。 
司馬遼太郎氏は街道を行くで、東北の飢餓について氏、独自の見解をしている。東北で10万人に及ぶ餓死者をだしたのは米の石高制度だという。
米の取れ高で各藩の評価した。寒冷地の東北でも米を作った。寒さに強い小麦や雑穀を作れば飢え死することはなかった。
 

粉物のひとつのウドンは好きで時々たべにいく。全国各地にはウドンの類の食べ物がある。
もう、車で全国を食べ歩くのは難しくなった。せめてネット通販で取り寄せ食べてみたいと思う。関東圏、東北もいろんなウドン類があるが食べた事がない。
群馬のお切込み 茨城から宮城のハット汁、岩手ひっつみ、八戸のセンベイ汁。
山梨 吉田うどん、群馬 水沢うどん 埼玉も旅番組で名物ウドンがでてくる。
山梨のホウトウだけは4回食べた。カボチャや野菜たっぷりで米が貴重な時の代用食だ。今はホウトウのような食べ物が大好きになった。
歳を取り腰の強い麵より、きし麵のような柔らかい麵がいい。
タモリがよく言う、うどんの発祥は福岡なのに香川がウドン県というのはけしからん。
福岡はラーメンだがうどん屋も多いらしい 柔らかいうどんらしい。

九州はホウトウのような麺をだご汁という。だご汁はだんご汁の事である。
九州の人は糸が絡まってもだごになるという。
同じダゴ汁でも熊本のだご汁はスイトンである。大分、福岡南部は太麺である。

倉敷にはぶっかけうどんというのがある。香川のウドンかと思った。
香川はカマ玉ウドンはあるがぶっかけうどんはない。
先日、ケンミンショーに倉敷のぶっかけうどんが、でたら翌日から店に行列ができたらしい。

茅葺民家 鳥取県日南町

2021年04月09日 | 茅葺き民家
鳥取県から広島県に抜ける、国道沿いに茅葺民家があった。
国道沿いには茅葺き民家などないだろう、そんな先入観があった。
それも二軒続いた茅葺民家だ。
茅葺民家発見が嬉しくて30年近く続いた。発見した感動が無ければ続かない。人生は感動の貯金だ。数多く感動した者が勝ちだ。

撮るときは気づかなかったが、両側から山が迫っている。
谷間の僅かな平地に人は家を建て暮らしている。
この頃は健康で山の斜面を登り撮影した。
歩けなくなったらすべてを諦めた。
動けるうちに撮った、膨大なネガが残っていた。、
それをスキャンしてデジタル化するのは、歩けない方が有利だった。
なまじっか歩けると遊びに出掛け、整理はおろそかになる。

人間どんな身体になっても、環境になってもやれる事はある。
捨てる神あり 拾う神ありだ。

それでも健康であれば、全国各地を歩き見て回り地元の人に話を聞きたかった。そんな自分勝手に遊んでいたら家内に捨てられていたかもしれない。



君恋し 唇あせねど

2021年04月08日 | 日記
君恋し 唇あせねど

君恋しは大正11年に作られた。昭和36年にフランク永井が、リバイバルでヒットさせた。昔はリバイバルと言っていた。村田英雄の人生劇場も戦前の歌を戦後リバイバルでヒットさせた。

小学6年の時に君恋しの唇あせねどが気になり母に聞いた。
母は答えにくそうに何も言わなかった。横にいた小学3年の弟が横から接吻することだよと言った。母親にしたら私はアカンタレにみえたであろう。
実際、学業は私が並みだったが弟はよくできた。

あれから50年、ネット時代になり知恵袋など「唇あせねど」を調べた。
世の中には疑問に思った人が大勢いるのを知った。
回答を見ると 「唇を合わせる仲ではないが君の事が忘れられない」と書いてあった

改めてフランク永井の君恋しを、you tubeで聞いたが低音の素晴らしい声をしている。

漫談の牧伸二がウクレレ持ってこんな歌を唄った。

フランク永井は低音の魅力

神戸一郎も低音の魅力

水原弘も低音の魅力

漫談の牧伸二は低脳の魅力

あ~やんなっちゃた~あ~~驚いた

子供たちは大声でこんな替え歌を唄った。
君恋しを喜味こいし、夢路いとしの漫才コンビに替えて歌った。
男の子は小学3年、4年になるとギャグや卑猥な事を口にする。
孫を見てそう思う。 
親父ギャグの下地は小学生で出来るのだろう。

脚本家のジェームス三木氏は昔、歌手だった。講演会でこんな話を聞いた。
低音でフランク永井のように歌手を目指すが売れず。
名前は同じ事務所のディクミネが、税務署行くぞ三木からジェームス三木になった。後に大河ドラマの脚本を手掛ける。

三木氏の言ったギャグ 老人は帽子を被り廊下を歩きましょう。
老化防止(廊下帽子)     しょうもない

その話 おかしいでしょう

2021年04月06日 | 日記
その話、おかしいでしょう

  1. テレビで食べ歩き番組をやっている。
真冬にうなぎ屋に入ってうな重を食べた。
女性タレントはやはり天然ものは美味しいと言った。エーと思った。
ウナギは水温が下がり晩秋から春まで餌を食わず冬眠に入る。
動かないし食べないので獲れない。 冬の痩せたウナギは美味しくないと思う。
冬でも養殖ものは美味しく食べられる。
養殖は水温が30℃で飼っている。日本の寒さで養殖しても光熱費の採算があうのか。冬眠させないので成長は早い。
沖縄や石垣島なら光熱費が削減できる。中国産うなぎは亜熱帯地域で養殖するのかな。
鯉も金魚も水温が13℃以下になると休眠に入る。餌をやると消化不良を起こす。

  1. 長嶋一茂のドラフト会議のあとのインタビューで記者のアホ発言
もう30年も前の話、あの頃もドラフト会議は放送されていたのだろう。
ヤクルトにドラフト一位で指名。長嶋茂雄の息子だけに大注目。
記者会見で記者が「車はお持ちですか」 「持っています」 「どこの会社の車ですか」「トヨタです」「買ったのはローンですかと」記者がアホな事を聞いた。
長嶋一茂は返答に困り目が泳いでいた。返答に困った。会場には記者お前と一緒にするなと冷ややかな目がそそがれた。次週の週刊誌にこんな愚問をした記者がいたと書かれていた。
その頃、長嶋茂雄氏はトヨタの宣伝にもでていた。スポンサーからの提供もされたであろう。
長嶋茂雄氏の契約金は1800万円 散財しないように東京に土地を買った。一坪一万円
初任給が8千円位の時代 300坪買っても350万使っただけ
後にこの屋敷は中曽根首相に貸し出した。そんな金持ちにローンですかと聞いた馬鹿

一茂氏
お坊ちゃんで自慢され嫌いなら人もいる。彼なりに よくやっているとおもう。

苦味は春の味

2021年04月05日 | グルメ
苦味は春の味

苦味は春の味だと思う。
フキノトウ、菜の花のほのかな苦味、山菜の僅かな苦味、ラッキョの若苗のエシャロット、分葱や野草の野蒜や土筆、魚ではハヤの腹の苦味。

味には五つの味があると言われている。甘味、塩からみ、唐辛子のような辛み。酸味、苦味
これを五味といわれている。作家の五味康佑氏のような苗字にもなっている。
塩辛いは関東ではしょっばいと区別している。西日本は塩辛いも唐辛子の辛みも辛いという。しょっぱいと塩辛いの分岐点は富山県だそうだ。
東の魚津はしょっぱい 真ん中の富山市はしょっ辛い 西の高岡市は辛いだそうだ。

苦味は大人の味かもしれない。若い女性でコーヒーが苦くて嫌い言う人がいた。

東北の民宿の奥さんが雪の降る所のフキノトウは苦味が少ないと言った。私は西日本のフキノトウと東北、北海道のフキノトウはサイズ、種類が違うと思う。
北へ行くほどフキの丈も高い.北海道のは2.0メートルにもなる。西日本のフキはせいぜい40センチくらい。苦味はフキノトウの小さいほど強い。

田舎出身の同僚に土手の野蒜を生のまま味噌を付けて食べると美味しいと聞いた。
さっそくやってみたが苦くてたべられない。ラッキョも塩漬けをせず漬けるくらいだから焼酎で胃が麻痺しているのか。

鹿児島の人は生のラッキョを刻み、酢味噌にチリメンを入れて酒の肴にする。苦味に胃が麻痺しているとしかおもえない。

今、土手や河川敷に咲いている菜の花、西洋からし菜と西洋アブラナである。アブラナは種子に油が沢山ふくまれている。油分は旨味成分である。

あれだけあっても採取している人を見かけない。

西洋からし菜は苦味があるが食べられる。ネットをみると食べかたのレシピが載っているる。からし菜の種は潰してマスタードやおでんのカラシの原料になる。




人生最後の最後に失敗しないために

2021年04月04日 | 日記
人生最後の最後に失敗しないために

だいぶ前に 週刊誌の新聞宣伝に掲載されていたので書く。
もちろん週刊誌は買わない。
どう受け止めるかは個人の自由 参考に

週刊誌も興味のあるタイトルにして釣るのであろう。
SNSブログも釣りが多く、読んだ時間を返してくれというのが多い。

  1. 再婚したら骨肉の争いになる。
  2. 再婚したら義両親の介護に巻き込まれる。
  3. 投資もボランティアもパートもやめる。
  4. 新聞広告の高齢者向き保険にはいらない。
ガン保険50年掛けて600万,胃に2回ポリープができた。ステージ1では保険出ない。
その人はガン保険はやめた。高額医療制度があるので保険はどうか
  1. 遺産分割をやりすぎる死後家族に恨まれる。
  2. 合同墓を買ったからすべておかしくなった。
  3. 家を売って知らない土地にいかない。
  4. 老人ホームに入らない。
  5. 金の事を子供に相談するとねだられ盗られるだけ。
  6. 遺言書そう書いたらおしまい。相続の新制度に乗ると失敗する。



70代、80代 私が捨てるもの
  1. 子供の写真も宝物も捨てる。
  2. 血圧も測らない。
  3. 定期健診にも行かない
  4. 同窓会にもいかない
  5. 葬儀も行かない人間関係におさらば
  6. 年賀状は止めた
  7. 本や服は捨てた
  8. 見栄もプライドも捨てた

多羅葉 たらよう

2021年04月03日 | 日記
葉の裏に箸などで字を書くと黒く浮き出る
写真ネットより借用





多羅葉(たらよう)

介護施設の入り口に多羅葉を植えてある。
葉を一枚とり爪楊枝や箸で、葉の裏に字を書くと黒く字がでてきた。
紙が貴重な時は紙代わりに、お経や伝言を書いていた。恋文も書いたのであろう。
葉っぱの裏に書いた事より、葉書の言葉が生まれたとの説ある。
東京のある郵便局には多羅葉を植え解説もしてあるそうだ。
昔は板や竹に経典を書き写していた。木簡とか竹簡と呼ばれていた。

多羅葉は九州、四国、中國地方に自生している。広葉常緑樹、高木でもある。
植木としても売られている。我々の所では自生は見かけない。種が落ちると勝手に根がでて成長する。
公園などに植えてあるので探してください。

山口県の長門市の青海島にいったら沢山自生していた。
対馬暖流が流れているので温暖なのであろう。スダジイの生えているところに生えている。
共に葉が厚く照葉樹のため塩風に強い。
スダジイは芽出しの頃はカリフラワーのように山が盛り上がってみえる。よくめだつ。
椎の実はそのまま食べられる。