♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

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三線古典修行日記 15 ~脳トレ~

2007年03月10日 | 修行日記


だんだんとお稽古を重ねるうちに、いろいろと気づくことが
出てきます。

まず、古典は、歌持ち(歌の前奏部分)が同じ曲が異様に多い!ということです。

これは、今の日本のヒット曲に例えると、出だし部分が同じ曲だらけ・・・
っていう、決してありえない現象ですねぇ・・。

 『工 五 四 工 四 乙 四 合尺 工~』(かぎやで風の出だし)
    
               で始まる曲のなんと多いこと!!

だから、歌持ちを聞いて、その歌を判断するのは、まず無理ですね~。

それと、一度合格して、次に暗譜していって合格したからといって
その唄とは、決しておさらば出来ないということ・・・。

つまり、合格する曲が増えれば増えるほど、暗譜し続けとく曲も
増え続けていくという訳で・・・。

だから、10曲合格してれば、まず、お稽古では、10曲をぶっ通しで暗譜で
ひたすら歌い続けます。
それが終わってからやっと、新曲の11曲目のお稽古が始まる、というわけです。

私は、この現象をひそかに

     『古典あり地獄』 と名づけました!?

ある程度お稽古が進んでくると、とにかく新曲の練習より何より、暗譜が
大変で大変で・・・。

「これは、かなりの脳トレやなぁ・・・。はぁ~」

とにかく、やってないと、えらいことになるんで学生時代のテスト勉強よりも
必死です。