野村流古典の大きな舞台のときは、各先生のお弟子さん合同となることも。
衣装は、男性は紋付、袴。
女性は教室によってさまざま・・・。
ちなみに、私たちの教室は、ピンクの着物に紺の袴です。
衣装を着て家から来る人、その場で着替える人、いろいろ・・・。
私の場合、家から着てくるわけにはいかないんで、スーツケースに
衣装をつめて、三線ケース片手に大荷物です。
あまりの大荷物に、大阪駅で
「大変そやね? お手伝いしましょか?」 と言われたことも・・・。
夏場は特に最悪で、大汗かきまくりです。
そして、会場に着いたらすぐ、汗でべとべとのまま着替えます。
これがまたまた、ひと騒動!!
もちろん着付けなんて出来ない私。
着付けの出来るお弟子さんにお願いします。
でも、着付けは順番待ちの大人気!
誰よりも、着付けてくれる方が一番大汗かいてます。
でも、額に汗して、人の為にガンバル姿のなんてカッコイイこと!
『かっこいいなぁ~。 私も着付け習おうかなぁ?』
・・・ミーハーな私です・・・。
先生の着替えは、お弟子さん総動員で先生を取り囲みます。
まるで、ちょっとしたハーレム状態!?
でも、先生はいつものように、あくまでも冷静です。
この状態も、まるで当たり前、といった貫禄!
『この余裕! これこそが先生の威厳なのねぇ・・』
・・・・・・こうしてまたひとつ、古典の世界の奥深さを知るのでした・・・。