♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

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三線古典修行日記 27 ~舞台前・・・~

2007年03月27日 | 修行日記

野村流古典の大きな舞台のときは、各先生のお弟子さん合同となることも。

衣装は、男性は紋付、袴。
女性は教室によってさまざま・・・。
ちなみに、私たちの教室は、ピンクの着物に紺の袴です。

衣装を着て家から来る人、その場で着替える人、いろいろ・・・。

私の場合、家から着てくるわけにはいかないんで、スーツケースに
衣装をつめて、三線ケース片手に大荷物です。

あまりの大荷物に、大阪駅で
「大変そやね? お手伝いしましょか?」 と言われたことも・・・。

夏場は特に最悪で、大汗かきまくりです。

そして、会場に着いたらすぐ、汗でべとべとのまま着替えます。
これがまたまた、ひと騒動!!

もちろん着付けなんて出来ない私。
着付けの出来るお弟子さんにお願いします。
でも、着付けは順番待ちの大人気!
誰よりも、着付けてくれる方が一番大汗かいてます。
でも、額に汗して、人の為にガンバル姿のなんてカッコイイこと!

『かっこいいなぁ~。 私も着付け習おうかなぁ?』

・・・ミーハーな私です・・・。


先生の着替えは、お弟子さん総動員で先生を取り囲みます。

まるで、ちょっとしたハーレム状態!?

でも、先生はいつものように、あくまでも冷静です。
この状態も、まるで当たり前、といった貫禄!

『この余裕! これこそが先生の威厳なのねぇ・・』


・・・・・・こうしてまたひとつ、古典の世界の奥深さを知るのでした・・・。