お稽古は個別指導なんで、他のお弟子さんには普段は会いません。
でも、年に何回かお弟子さんが集まる機会があります。
まず、舞台イベントがあるときは、その総合稽古や本番で。
あとは、『新年会』などの集まりで。
舞台の総合稽古は、お琴のお弟子さん達も合流するんで
40~50人になるときもあります。
一番最初に参加したときは、正直ビックリ!しました・・・。
『古典をやってる人って、こんなにいるんだぁ!』
それでも、まだまだ大阪の古典三線人口からいったら、ほんの一部のハズ・・・。
『すごいなぁ~~・・・はぁ~・・・』
なぜかため息が・・・。
その上、全演目の中で私が歌える曲はせいぜい三分の二くらい・・・。
歌えない唄では、ボーッとしてます・・・。トホホ・・・。
他の人はスラスラと唄い続けます。
なかには、工工四を全く見ない人もいて・・・。
『ほんまに、すごいなぁ・・・』
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次に、独唱する人の稽古が始まります。
「今歌ってはる人は、師範の資格持ってはるんよ」
隣の人が教えてくれます。
『う~~ん! うまいなぁ・・・』
私なんて、先生のお弟子さんのなかでは一番下っ端のペーペー!
舞台ではもちろん、一番端っこが定位置。
人数が多いときは、ひな壇の端っこで、片足が台に乗りきらずに
やじろべえのように、バランスを取りながら演奏したことも・・・。
『大阪古典三線界の奥深さ・・・恐るべし・・・』
この深みの果てはいったいどこだろう?
覗き込んだら、心がすくんでしまいそうなんで、あえて見ないことにしてます(笑)