beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
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ウィーン料理

2008年02月10日 | ビーズカフェ的ヨコハマ散歩

 「仕事でみなとみらいに行きます。よかったら夕飯でも・・・。」
 学生時代の友人から久しぶりのメールで、
 日本大通りにあるウィーン宮廷料理「アルテリーベ」へ。2Fのカフェは
 よく行くけれど、夜ここでちゃんとしたディナーをいただくのは初めて。
 横浜の古い建築と、ウィーン世紀末風のインテリアが夜に
 どんな風に見えるのか、一度行ってみたかったお店です。

 食事の間中、ヴァイオリンと、ピアノ、チェロの楽団がずっと
 演奏を続けてくれるんだけどね。6時から7時台の早い時間は、
 「G線上のアリア」や、「主よ人の望みの喜びを」なんていう、
 まぁよくあるBGMで、正直、ふうん・・・という感じ。
 (私達のテーブルに回ってきたときは、なぜかショパンの「別れの曲」!)
 遅い時間になるにつれ、ピアソラなどの渋めのナンバーが多くなり、
 そして、そんな演奏の方がすごくイキイキとして聞こえたのはなぜだろう。
 私達も、ワインの酔いが程良くまわり、ルーマニアからやってきたという
 ヴァイオリニストの低くて太い音色が哀愁を感じさせます。

 それにしても、ウィーン風というわりには選曲も色々だし、
 肝心のお料理もおいしい事はおいしいけど、無難にまとめた
 ちょっと不思議なフランス料理って感じで、
 すごく期待していた分、少々、肩すかしにあったかもしれない。
 (ヴィーナー・シュニュツェルみたいな郷土料理が出てくるもんだと思っていたのですが。あ。最初から宮廷料理って書いてあった・・・。)
 でも、お店の方のサービスはすごく行き届いていたし、何より店の雰囲気はものすごくいいことは間違いなし。
 また今度、外のオープンテラスでシャンパンとランチなんかでもステキかもしれない。

 ステキと言えば、この日はテーブルのあちこちで、Happy Birthday!と、
 キャンドルの炎を見つめ合って頬を寄せるカップルが何組も・・・。
 (そのたびに、楽団員の登場・・・)
 途中で降り出した雪が、横浜の夜をさらにドラマチックに演出してくれるんだな・・・。
 関係ないけど、友人はその日の仕事(シンポジウム)で「生協の白石さん」を見かけたそうです。