beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
https://www.beadscafe.yokohama/

親心とは・・・

2009年08月30日 | ちょっとe-mail
本を出版してから、早4ヶ月が経ちました。
じわじわではありますが、置いていただける書店や美術館なども増え、
「はじめてbeads cafe を知って、今夢中でキットを作っています。」
「机の上に置いてあった本を夫が読んで、この本はなかなか面白いと言っています。」
「横浜に行きたくなりました。」
などなど、沢山のご感想をいただきありがとうございます。
写真も文章も素人が作ったちょっと変わったビーズ本に、
多くのご声援をいただいて本当に感謝しています。

そんな中、見知らぬお名前の方から一通のメールが届きました。
ちょっと恥ずかしいのですが、少しご紹介します。

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こんばんは、はじめまして。
神戸市○○区在住のAと申します。
今日JR○○駅ビルの本屋さんでDoll本を見ていたところ
横のビーズのコーナーにおられた年配のご婦人から
「これ娘の本なんです。出版して頂いて」とにこやかに話しかけられました。
「おめでとうございます」と申し上げましたら
「横浜なんですけれど、ここにも置いて頂いてるんですね」
と書棚にある2冊の貴著「シンプルビーズで…」を何度も取り出しておられました。

私:「目立つ良い場所に移されたらいかがですか(笑)」
ご婦人:「親心ですね(笑)」

心温まるひとときと、立ち去り難そうなご婦人の姿をお伝えしたくて
メール致しました。
ご活躍をお祈りしております。

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わ、わわ~。
なんだか、母の姿が目に浮かびます~。
93歳の祖母が神戸にひとりでいるため、月のうちのほとんどを
神戸で過ごしている母(マサコ)。
横浜サロンのレッスンでは、皆さんにお馴染みかと思いますが、
レッスンの日に、もういらしている生徒さんがいらっしゃるというのに、
まだ「冬ソナ」DVDの流れるTV画面の前に正座して、
食い入って鑑賞していたりする、なかなか「天然」な人です。

祖母の地元の駅で、そんなことをしているとは。。。
そして結局、目立つ場所に動かしたのかどうかは、怖くて聞けません。

が、こんな可笑しな出来事を、こうやってその日のうちに親切に教えて下さった
Aさんという方が本当に素敵な方だなと思って・・・。
日々の中のほんの些細なコトでも、Aさんのようにハッピーな方向に繋いでいける人でありたいなと思います。

Aさん、本当にありがとうございました。
しかし、そもそもビーズではなくて、dollがご趣味の方なんですよね・・・。
ほんとうに恐縮です。
また駅の近くで、何か妙な行動をとる母と遭遇するかもしれませんが、
その時はどうぞよろしくおねがいいたします。

ともあれ、親心とは、有難い(?)ものです。。。