
いよいよ、beads cafe の出店の
9/1(水)も今週に迫ってきました。
今回の展覧会の大きなテーマは「ウィーン」。
私も、はるか15~6年ほど前に、世紀末の絵画や音楽、
建築、そして何よりその退廃的なムードに惹かれて
訪れたウィーンの街に思いを馳せながら
いくつか新作を作ってみました。
まず、展示作品は「ウィーン世紀末の悪女たち」
というタイトルで、特に好きな作曲家マーラーの妻「アルマ」を
イメージしたつもりです。
(なぜか、私の中のアルマはいつも顔にベールを被っている・・・)
この件について、話すと長いので(笑)後日ゆっくりと。
そして、この展覧会で販売するために作った新作キットは以下の6点。

《ウィーンの森シリーズ》
鬱蒼と木の生い茂る森。
短い夏が終わり、厳しい冬の訪れも間近。
小鳥のさえずりや、湖のきらめきを眺めながら
小路を散歩していると浮かぶ、
さまざまなインスピレーション。
a.ウィーンの森のネックレス 7,350yen
コットンパールと、リーフ型のガラスビーズなどを
ボリュームいっぱいにぶら下げて。
クラシカルな印象を、あえてジーンズなどと一緒に
着こなしてみませんか?
ワイヤー&ピンワークで作ります。
c.ウィーンの森のブレスレット 4,987yen
ココアみたいな色合いをジャラジャラと・・・。
ネックレスは着けずに、これひとつだけで
印象的に身に着けても素敵です。
e.ウィーンの森のピアス(イヤリング) 2,940yen
上記ブレスと、このピアスだけでもお洒落。
ボリューム感はありますが、色合いがシックなので、
どんなスタイルにも不思議とマッチします。
《エミーリエ・フレーゲシリーズ》
ウィーンが生んだ天才画家、グスタフ・クリムトが、「生涯の恋人」と呼んだのが、エミーリエ・フレーゲという女性。
この女性を描いた絵のひとつ、「エミリーエ・フレーゲの肖像」をイメージしてロングネックレスとリングを作りました。

なんと言ってもこの色合いが印象的。
(特にブルーのレクタングルのきれいなこと!ぜひ実物をご覧ください)
ブルー・パープル・ゴールドのビーズたちで流れるラインを
表現します。テグスだけで比較的簡単に仕上がりますよ。
首周りは細いサックスブルーのリボンで結ぶので、
チョーカー風に何重にも巻いても素敵です。
画像一番上 エミーリエ・フレーゲのリング 1,575yen
テグスであっという間に
立体的なモチーフが出来上がります。
リング部分は、しんちゅうの台を使いますので、
ちょっとしたジュエリー風の仕上がり。
指先に小さくウィーンの香りを漂わせて・・・。
《ゴールドシリーズ》
ユーゲント・シュティールを代表する建築、セセッション館。
屋根の上にある大きな月桂樹のドームは、「金のキャベツ」とも呼ばれ親しまれている。
オルブリッヒの設計により1897年に建設。
私も16年まえの冬の寒い日に訪れました。

この建物をはじめ、クリムトの絵など、ウィーンの芸術には“金”の装飾が印象的に
使われていて、私もゴールドを前面に出した作品が作ってみたくてデザインしたのがこれ。
d.ウィーンモードのゴールドネックレス(2点セット) 7,770yen
すかし模様のゴールド色のプレートのペンダントと、
コットンパールやメタル調のビーズのネックレスの2本セット。
ゴージャスな雰囲気なのに、軽くてカジュアルにも着けられます。
それぞれを単体で着けてもいいですし、ペンダントにネックレスをぐるぐる
2重につけても決まります!
日本橋高島屋 「きらめくビーズの世界展」~ビーズが織りなすウィーンの夢空間~
■9/1(水)~9/6(月) 日本橋高島屋8階ホール
■10:00~19:30 (20:00閉場) 最終日~17:30
■入場料:一般600円 大・高校生400円 中学生以下無料
イベントは8/25からですが、beads cafe の出店は後半のみとなります。
阪本敬子は、1日(水)と4日(土)に売り場におります。
(お気軽にお声をかけてください!)
皆様のご来場を心よりお待ちしています。