ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

白馬の王子様 その3

2006-04-06 07:43:35 | つぶやき
白馬の王子様とは、私にとって何を意味するのか?

子供の頃、両親の夫婦喧嘩が絶えない家だった。
その頃は、「家に居たくない」という理由で、その場から連れ去ってくれる人を待ち望んでいた。

結婚生活時代。主人の酒乱がひどいときも、私のことを「好き」と言って、強引にでもその生活をやめさせてくれる人を待っていた。

そして今、ひとりで生活を始め、何不自由なく生活している。
不自由のない生活を始めて気がつく。
私はこの生活をずっと続けて行くのかと。

自分には、まだまだ可能性があるのではないか?
眠っている才能があるのではないかと。

人が生きていく間で体験できることは、限られている。
その体験した事柄のうち、「自分に合ってるから」とか、「才能があるから」とかで、それを続けていく。
早くに自分の才能や、自分に適した事を見つけた人は良いが、私のように平凡に暮らしてきた人は、今やっていることが自分に適しているのかさえわからない。

今の職業も好きな職業である。
しかし、この仕事が「適職か?」と問われれば、首を傾げてしまう。
今は、「食べるため、生活するため」の仕事の気がする。

土日のバイトは、そういう意味では「新しい私」を見つけた。
自分には「営業職」は向かないと思った。
人と話をすることが苦手な私が、人に声をかけなくてはいけない。
そして、相手が理解できるように商品説明をしなくてはいけない。
慣れたこともあるが、見ず知らずの人と楽しく会話している自分に驚いている。

チャンスやタイミング。
そして、もし私に「才能」があれば、それを引き延ばしてくれる指導力。
それが私の「白馬の王子様」である。

自分の才能や可能性はどこにあるかわからない。
別の仕事だったり、趣味の世界だったり、母親だったり、妻だったり・・・

その道の通の人は「変わってるね」と言われやすい。
私はそんな人が好きだ。
その人たちの話が、私の「可能性」を刺激するような気がする。
「知らないことを知る」これほど面白いことはない。

「白馬の王子様」は男とは限らない。
「甘えさせてくれる」それが王子様でもない。
正しいことは正しい、間違ってることは間違ってると指摘してくれなければ王子様ではない。






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