ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

帰国後

2012-04-07 20:47:41 | 日記・エッセイ・コラム
カンボジアから帰国して、成田空港で携帯の電源を入れた。
「19日中に発表資料を提出してください。」のメール。
19日て今日じゃない。

カンボジアの旅行が決まった後から、決まったことだが、21日に理事への報告会があった。
発表資料は出発前に作成し、上司に確認してもらい修正まで出来上がっていた。
「仕方がないから、出勤するか・・・」

8時に成田に到着。
乗り継ぎが良かったので、11時には帰宅。
シャワーを浴びて出社した。

出社すると、大変な人事異動の発表もあった。
その中に、今さらではあるが、一般職から総合職への転換試験に合格した私のこともあった。

それから、怒涛のような日々が続いた。
年度末の報告書の作成。
移動する人との引き継ぎ。
たくさんの送別会。

体調もずっと悪く、帰国後からずっとお腹を壊していた。
「変な病気もらった?」
体の中から、いろいろなものが出て行っている感じかしら。

4月になって落ち着くかと思えば、新人さんが入社。
教育が始まり、上司が変わって、少し戸惑いの日々。
歓迎会もある。

ゴールデンウィーク辺りには落ち着きたいな。



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カンボジア紀行 思い出

2012-04-07 08:34:41 | 旅行記
久しぶりの海外旅行。
「なぜカンボジアなの?」とたくさんの方に聞かれた。

なぜカンボジアだったのだろうか?
新聞の広告で見かけたときに、「これだ」って思った。

渡部さんの講演や写真講座も魅力的だったし、アンコールワットも見たかった。
それでも海外旅行。
いつもなら、もっと悩んでいただろう。

「で、行ってどうだったの?」
「良かった。」

団体行動なので、ゆっくりはできなかったが、いろいろな遺跡で、古き良き時代を感じた。
高い建物がたくさんあった。
偉い人たちは、上からはるか遠くを眺めたのだろう。
その広さは、心を広げていく。
自分が生きていることを実感できる。

彫刻は繊細で、壮大だった。

ヒンドゥ教を信仰していたカンボジア人。
そこに仏教が入り、支配する王の時代によって、大切にされる宗教が変わり、大事な遺跡たちも壊され、また新たな遺跡ができていく。
まるで、日本の神道と仏教のようである。

私の予想では、ヒンドゥ教の力は強かったのだろう。
そこで、シヴァ神を踏むような仏像が出来上がって行ったのではないのだろうか。

そして、現在のカンボジア。
まだ、マクドナルドがない国である。

観光産業の中心都市から一歩離れると、電気のない、太陽とともに生きる生活をしている。
自給自足の生活なので、裕福な暮らしにはならない。
多くはは第1次産業従事者。

その中で、子供の人身売買が行われるという。
確かに、遺跡の周りには物売りする子供たちでいっぱいだった。
「お姉さん、これシルク買って。1$」
「高い?2枚で1$にするわ」
「あとで買ってね。私、ムラサキ」
と日本語で声をかける。

最後に名前を言った理由。
自分から買ってほしいのだ。
同じものを売っている子は何人もいる。
競争に負けることは生活に密着しているのだ。

欧米人が来れば英語、韓国人が来れば韓国語と、しっかり使い分けている。
国際感覚は抜群である。

バスに乗っても、窓の下でずっと声をかけられる。
ナイトマーケットで値段を見たが、この子たちの値段はかなり安い。
この子たちが、おとなになりながら力をつけた時、カンボジアは強い国いなるのではないかと思った。

カンボジアには肥満はなさそうだった。
人はもちろん、犬も猫も、牛さえも痩せていた。
それが、国の内情を表していると思う。

しかし、こんなカンボジアも、リーマンショックの影響を受けたそうだ。
都市部に、建築途中の建物がいくつもあった。
カンボジアでは、3階以上の建物は建てられない。
都市部のマンションは3階だてで、1階から3階までがワンオーナーとなる。
相場として800万円くらいだそうだ。

田舎から、都市へ出てきて買い求めていく。
ところが、リーマンショックで建設は中止となってしまったそうだ。

カンボジアには地震がない。
建物は耐震構造など行っていない。
というのも付け加えておく。

最後に、このツアーで一番気に入らなかったことを記載しておく。
小学校訪問で、子供たちと遊ぶ道具を持ってきてください。とあった。
実際は、子供たちと遊ぶことはできなかったが、そのために持ってきた文房具などを、ご年配の女性が授業中に子供たちに配り、その後教えた言葉が「ありがとうだった」
ほかの方も、子供たちと遊ぶのではなく、日本人が上から目線で、自分の幸福感や満足感を満たすためだけに物をあげていた。
同じ日本人として悲しかった。

「もう一度行きたいですか?」
「今度はゆっくりと」

アンコールワットのような広い遺跡でゆっくりと彫刻を眺めながら時間を過ごしてみたい。
彫刻一つ一つに物語がある。

必要経費
旅行代金:118,000
空港使用料等:4,630
燃油サーチャージ:26,000
ビザ:2,000

この料金で、ホテル3泊、食事9回、500mL水(ペットボトル)3本/1日つき。
ビザの取得代行料や保険が10,000円ぐらいであとはお土産物代
チャーターの直行便で周りはすべて日本人。
ガイドさんがしっかり説明をしてくれる。
など考えたら、安心、お得なツアーだったと思います。

知り合えた方々、ガイドさん、一緒に行ってくれた友人。
みなさんに感謝します。
ありがとう。

記事をあげるのに参考にした書籍
カンボジアアンコールワット (いい旅・街歩き 22)カンボジアアンコールワット (いい旅・街歩き 22)
価格:¥ 1,313(税込)
発売日:2010-06-17








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