箱根園水族館

いろいろな評判があって、まだ来たことがなかった水族館。

山の中の小さな水族館。
期待して行くと残念に思えるが、私には楽しい場所だった。
１日いても飽きることはない。


ここには、「海水館」と「淡水館」があり、驚いたことに海水魚と淡水魚が一緒に泳いでいる水槽もあった。
２種類がどう違うかと言えば、海水の濃度に対する体のつくり。
よく考えれば、お互いの浸透圧が保てるようにすれば一緒に泳がすことはできる。


ここの人気者はハナゴンドウイルカとバイカルアザラシ。
バイカルアザラシのショーまで少し時間があったから、ハナゴンドウイルカの結（ゆい）ちゃんと３０分ぐらい遊んでいた。
最初は興味深々に近寄ってきてくれたのに、最後の方は「しつこいな」と近寄ってくれないし、来ても私の前を猛スピードで泳いで行った。


バイカルアザラシはバイカル湖の淡水に住んでいるアザラシ。
体がまるまるしていて、芸には向かないらしい。


ところが、ここでは可愛い芸を披露してくれた。
オスのアッシュ君。


まだまだ沢山の生物がいる。
海水館のゆいちゃんが泳いでいる水槽。


サメは速すぎて上手に撮影出来なかった。


オウムガイは仲良しで、べったりくっついていた。
羨ましいな。


ニシキアナゴは常に流れに頭を向け、海流に乗ってくるプランクトンを捕食している。
私みたい。流れがなくなったら、飢えてしまう。


うつぼは口を開けていた。
カッコいいよね。


名前はわからにけど、この子は私に近寄ってダンスを見せてくれた。


そして、私の大好きなくらげ。
優雅で、透けたからだを見ていると神秘を感じる。




透けたからだと言えば、骨しか見えない魚がいた。
内臓はどこ？


淡水館には芦の湖の魚をはじめ、アマゾンの魚などがいる。
ウグイの学名の“hakonensis”は芦ノ湖からイギリスに持ち帰られた標本を基に名付けられている。


フラミンゴグリット（？）思い出す「シーマン」


アカハライモリ。可愛くて水槽の前で「可愛い～」の連発。
周りの人から変な目で見られたけど、本当に可愛いのよ。


ゴジラ発見。これはワニガメ。
口を開けて、舌をミミズだと思って間違えてきた魚をパク。


ジーベンロックナガクビガメ。
ろくろっ首みたい。水の中からにょろっと出てきたら蛇と間違えそう。


大きな魚コーナーでは大きなピラルクと会話していた。
でも、二人組のおばちゃんが来たら、みんなそこに行っちゃった。
私に何が足りないのさぁ。


ペンギン眺めていたら、いじめの現場を発見。
岩の上にいた３羽。
手前の１羽を、後ろの２羽が押し出して、岩の上から落としてしまった。




まだまだ居たかったけど、私に付き合うのは大変らしい。
水槽の前に座り込みするしね。
また、次頑張ろう。
楽しかった。

４０代最後の年

１０月の３連休。
私はひとつ歳をとった。

「動物園か水族館に行きたい」
時間の都合で遠くには行けない。
そこで、箱根プリンスの箱根園水族館に行くことにした。

この駐車場で料金を支払うのもなんかなぁ。
平日は無料、休日は１０００円。

天気が悪くなって、さっきまで見えていた富士山も雲の中。
水族館の前に駒ケ岳の頂上にある箱根元宮にご参拝に行かなくては。
駒ケ岳ロープウェーと水族館のセット券は１８００円。

「頂上は雲の中で、下は見えませんよ」
受付のお姉さんに言われた。
ご参拝だから、雲の中でも大丈夫。
寒くなければ良いのだけれど・・・。

雲の中をロープウェーが進む。
なんと、頂上は雲の上。
確かに芦の湖は雲海でまったく見えなかった。


そして富士山は雲海から顔を出していた。


青空が見えて、ちょっと歩くと暑いくらい。


４９歳がどんな歳になるのかおみくじを引いた。
「中吉：初めは憂き事あれど後　吉　深く歎き悲しまず身を慎んでおれば後は万事思いのままになります」
願い事：おそいが後に叶う　口舌を慎みてよし
恋愛：楽しむ程度なら吉
病気：気遣いなし　信神せよ。
４０代最後の年はまずまずの年になりそうである。

ここで良い情報を得た。
駒ケ岳ロープウェーのサンセット運行。
富士山と夕焼け。絶対来なくては。


駒ケ岳の頂上大好き。
ここに来ると落ちつくのよね。
でも、今日は硫黄の匂いがちょっと強いかな。
風向き？それとも・・・